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“COP22inマラケシュ” 再エネ100%へ気候マーチ・・「実現するのは市民の力」

(写真)11月13日、モロッコのマラケシュで行われた「気候マーチ」に参加する各国青年ら(島崎桂撮影)
(写真)11月13日、モロッコのマラケシュで行われた「気候マーチ」に参加する各国青年ら(島崎桂撮影)

 【マラケシュ(モロッコ)=島崎桂】

 モロッコのマラケシュで11月13日、気候変動対策の強化や、再生可能エネルギー100%の実現を求める「気候マーチ」が行われ、日本を含む世界各国の市民・環境団体や労組代表ら数千人が参加しました。

 参加者は、「市民の声を各国政府に届けよう」と市内約3キロを行進。「第2の地球はない」などと書かれたプラカードを手に、「求めるものは公正な気候」「実現するのは市民の力」と唱和しました。

 各国女性団体は、「気候変動の第一の犠牲者は女性」を合言葉に、国際交渉への女性の参加促進を要求。医療団体は、医療廃棄物に伴う環境汚染への対策強化を求めました。

 米国から参加したレアン・デレアンさんは、「米国は歴史上最大の温室効果ガス排出国でありながら、気候変動対策は不十分過ぎる」として、「先進各国は途上国や島しょ国での気候変動の被害を理解し、真剣な対策を講じるべきだ」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2016年11月15日より転載)