原子炉建屋直下を走る破砕帯(断層)が活断層である可能性が指摘されている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の現地調査を、原子力規制委員会の専門家チームが7月17日から始めました。18日まで2日間
原電、規制委に異議・・敦賀原発直下の活断層認定に
日本原子力発電は7月16日、原子力規制委員会が敦賀原発2号機(福井県敦賀市)直下に活断層があると認定し、保管中の使用済み核燃料に与える影響を評価するよう指示したことに対し、行政不服審査法に基づく異議を申し立てました。昨年
許せない原発再稼働 参院選の重大争点 ・・「即時ゼロ」の共産党 躍進こそ
原発再稼働を許すかどうかは参院選の重大争点です。事故収束にほど遠い福島の実態に立って、安倍自公政権の強引な推進路線にストップをかけ、国民多数の声を実現するには日本共産党の躍進以外にありません。 地下水 収束どころか汚染拡
経産省が新組織 原発マネー1300万円もらった研究者も・・再稼働後押しか
経済産業省は、原発の安全性を検証する新たなワーキンググループ(WG)の設置を決め、7月17日に初会合を開きます。WGのメンバーには、原発マネーを受け取っている研究者が含まれ、電力会社や原発メーカーもオブザーバーとして参加
原発審査 規制委で開始・・4社が申請内容説明 安全軽視の内容も
原子力規制委員会は7月16日、原発再稼働の適合性審査の初会合を開きました。8日に申請した電力4社の5原発10基について、九州電力、北海道電力、四国電力、関西電力の順に申請内容を説明しました。もともと不十分な新基準の項目さ
スイス 湖から放射性物質・・原発の下流 10年以上未公開
【ジュネーブ=時事】14日付のスイス日曜紙ルマタンは、首都ベルンに近いビール湖の堆積物から放射性物質のセシウム137が検出されたと報じました。湖に流れ込む川の上流にミューレベルク原発があり、2000年から原発の排水に含ま
原発再稼働の動き 福島を忘れたか・・外遊びもできず、放射能の不安抱えて子育て‥
福島市・学童保育指導員 佐藤秀樹さん(46)の手記 昨年(2012年)1年間、くらし家庭面で「被災地からのリポート」を書いた福島市の学童保育指導員、佐藤秀樹さん(46)が、政府の原発新規制基準の施行など再稼働に向けた動き
新規制基準の適合審査始まる 大飯原発 法令違反の疑い・・ポンプ車台数 規制委、「共用」でごまかし/笠井議員の調査で判明
再稼働の前提となる原発の新規制基準の適合審査が7月16日から原子力規制委員会で始まります。日本共産党の笠井亮衆院議員の調べで、もともと不十分な新基準の内容さえ、電力会社のいいなりで値切られた対策が適合審査で了承される実
免震棟、代替で済ます・・電力各社の原発審査申請 安全より再稼働急ぐ
再稼働の前提となる原発の新規制基準が7月8日、施行されました。北海道、関西、四国、九州の4電力は同日と12日、6原発12基について、新基準への適合審査を原子力規制委員会に申請しました。発表された申請書の概要だけを見ても
新原発の稼働を許可・・インド住民の反発必至
【ティンプー=時事】インド原子力規制委員会は7月12日までに、南部タミルナド州にあるクダンクラム原子力発電所の稼働を許可しました。当初の予定から約6年、運転開始が延期され続けてきた原発ですが、数日中に運転が始まる可能性が
原発ない未来へ決断を・・反原連がフライヤー配布
首都圏反原発連合(反原連)は7月13日、首都圏各地で、全原発即時廃止の立場から各政党の原発政策を比較評価したフライヤー(ビラ)を配布する、「辻(つじ)立ちキャンペーン」を始めました。参院選挙に向けて、「よく見極めて政党を
原発 科学の責任は・・学術会議シンポ福島から考える
公開シンポジウム「3・11後の科学と社会福島から考える」が7月13日、福島市で開かれました。日本学術会議第一部(人文科学分野)が主催し、福島大学うつくしまふくしま未来支援センターが共催。全国から研究者ら160人が参加しま
海側の井戸から最大トリチウム・・福島第1原発
東京電力は7月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海側観測用井戸で、8日に採取した地下水から、これまでで最大の1リットル当たり63万ベクレルのトリチウムを検出したと発表しました。 この井戸は、海からの距離が4メ
原発こそ究極の高コスト・・首相「安上がり」と言うが…
安倍晋三首相は、原発を「安上がり」であるかのように描いて、「安全と判断されたものは再稼働していく」と明言しています。原発は「安上がり」か、検証します。 (佐久間亮) 隠された国民負担 歴代政府はこれまで、原発の発電費用が
再稼働審査申請の電力4社・・提出者は自民献金常連
原発再稼働にむけた安全審査の申請書を原子力規制委員会に手渡した九州、四国、関西、北海道の電力4社の幹部が自民党への献金常連者だったことが7月13日、本紙の調べでわかりました。早期の再稼働で一致する自民党安倍内閣と電力会社
好評 原発問題考えるマガジン・・反原連 第3弾は「電気料金編」
東日本大震災から、2年4カ月の11日。陸前高田市では行方不明者の捜索が行われ、宮古市の仮設住宅に集められた被災写真が持ち主を探しています。時は過ぎても、募る思い、胸の内にある悲しみは消えません。 福島原発はいまも事故の渦
福島第1 放射性物質 南へ拡散・・濃度急増 海側井戸 採取の地下水
東京電力は7月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海側の観測用井戸で採取した地下水から高濃度の放射性物質が検出されている問題で、汚染が南側に広がっていることを明らかにしました。 1~4号機タービン建屋の海側に
「原発より命」・・官邸前行動/全国でも‥金曜行動
首都圏反原発連合(反原連)は7月12日、「即時原発ゼロ」「再稼働反対」を訴える首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発で高濃度の汚染水漏れが続くなか、「新規制基準」をテコに原発再稼働を推進する安倍晋三内閣に、3500
東日本大震災から、2年4カ月の11日・・これだけの大惨事から何をくみとっているのか
東日本大震災から、2年4カ月の11日。陸前高田市では行方不明者の捜索が行われ、宮古市の仮設住宅に集められた被災写真が持ち主を探しています。時は過ぎても、募る思い、胸の内にある悲しみは消えません。 福島原発はいまも事故の渦
危険手当不払いなど不当・・福島第1事故関連 作業員が初提訴へ
仙台地裁 2次下請け 一方的に賃金引き下げ・解雇 東京電力福島第1原子力発電所の事故収束・廃炉の関連作業員2人が、賃金の一方的な引き下げ、危険手当不払いは不当、解雇無効として宮城県内の2次下請け会社を相手に7月12日、仙