東京電力は7月29日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機海側地下の配管内に1リットル当たり23億5000万ベクレルの放射性セシウムなどを含む極めて高濃度の放射能汚染水が見つかった問題で、この水の表面の放射線量が毎
福島第1原発 砕石層通して汚染水拡大か・・専門家“再稼働に傾きすぎ”
原子力規制委員会は7月29日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、海近くの観測井戸の地下水から高濃度の放射性物質が見つかり海へ流出している問題について、現時点での考えをまとめました。汚染水が1~4号機のタービ
原発事故 人権の視点で支援を・・国連勧告受け健康シンポ
東京電力福島第1原発事故によって住民の健康が脅かされている問題で、国連人権理事会は日本政府に政策の抜本的転換を勧告しました。この勧告を受けてこのほど東京都千代田区の上智大学で開かれたシンポジウム(特定非営利活動法人ヒュー
福島 “外遊び制限” “体育館5校に一つ”・・3・11後の教育語る集い 行政に注文
「大震災・原発事故後の教育の今を語る」つどいが7月27日、福島県二本松市で開かれ、県内の保育園、小中高校の保育士、教師と、日本共産党の神山悦子県議が報告しました。 3・11後の教育語る集い 行政に注文 福島市の保育園の保
玄海に、新ハコモノ・・自治体縛る原発マネー
九州電力が玄海原発を置く佐賀県玄海町に、国の原発関連交付金「原発マネー」を主な財源とした“ハコモノ”施設が新たに開設されました。自治体を原発マネーで縛り付け、原発再稼働をすすめたい思惑が透けて見えます。(中川亮) 佐賀
大飯原発の断層 3度目調査終了・・評価会合で見極め
国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)敷地内で活断層の存在が疑われている問題で、原子力規制委員会の専門家調査団は7月28日、3度目の現地調査を終えました。調査団の島崎邦彦規制委員長代理は、焦点となっている「
福島第1 トリチウムも高濃度・・セシウム23億ベクレル汚染水から
東京電力福島第1原発2号機タービン建屋海側のケーブルなどを通す配管で採取した水から高濃度のセシウムなどが検出された問題で、東電は7月28日、同じ26日に採取した水からトリチウムが1リットル当たり870万ベクレル検出された
大飯原発の断層調査・・3回目 規制委の専門家チーム
敷地内の破砕帯(断層)が活断層ではないかと指摘されている関西電力大飯原発(福井県おおい町)を、原子力規制委員会の専門家チームは7月27日、昨年(2012年)11月、12月に続いて3回目の現地調査を行いました。調査は28日
志賀原発周辺に断層多数・・科学者会議など4団体調査
日本科学者会議石川支部、原発問題住民運動石川県連絡センターなど4団体は7月26、27の両日、北陸電力志賀原子力発電所(志賀町)周辺の海岸部の測量調査を実施しました。新潟大学名誉教授(地質学)の立石雅昭氏の指導のもと、海岸
地下配管の水、23億ベクレル・・福島第1 汚染水、事故直後レベル
東京電力は7月27日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機タービン建屋東側の、海の近くへと延びている地下配管内の水から1リットル当たり23億5000万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表しました。この値は20
東電の汚染地下水流出に批判・・東電 福島県漁連に対策を説明
福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は7月26日、福島市で組合長会議を開き、東京電力福島第1原発の放射能汚染された地下水の流出対策について、東電から説明を受けました。東電は、原発敷地内に流入する地下水を汚染される前に海に流
原子炉から水蒸気漏れか・・福島第1原発3号機
東京電力は7月26日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋5階中央付近から断続的に湯気らしいものが見えていた問題で、原子炉内の水蒸気が漏れている可能性があると発表しました。東電は、雨水が原子炉の熱で温めら
“再稼働反対 すごい熱意”官邸前行動・・15%が初参加/この声、首相は聞け
「原発いらない」「再稼働反対」―。首相官邸前に力強いコールが響きます。首都圏反原発連合(反原連)が7月26日行った官邸前抗議行動。放射能汚染水の海洋流出など、福島第1原発で危機的な状況が続くなか、再稼働を推進する安倍晋三
東電の汚染水流出・・原発扱う資格に関わる不誠実/選挙まで公表せず
東京電力が事故を起こした福島第1原発から放射性物質を含んだ汚染水が海に流れ出ていることがわかっていながら、参院選が終わる今週初めまで公表を控えていた疑いが濃いことが発覚しました。海に流れ出た汚染水は魚や貝を汚染します。あ
玄海原発の論点を提示・・規制委・再稼働審査 活断層など指摘
原子力規制委員会は7月25日、原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性を審査する3回目の会合を開き、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)3、4号機、同川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県
福島第1原発6号機 原子炉冷却が一時停止・・事故の教訓を生かせぬ東電
東京電力は7月25日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)6号機の原子炉冷却系が午前10時16分に停止したと発表しました。6号機の非常用ディーゼル発電機の試験のため、配電盤を停止したところ、原子炉冷却系も止まったといいま
東電の「裏切り行為」全漁連など厳重抗議・・汚染水流出 「風評拡大に懸念」
「我々が最も懸念していた事態」「全国の漁業者・国民に対する裏切り行為であり、極めて遺憾」―。東京電力福島第1原発で放射能汚染水が海に流出していた問題で、全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)などは7月25日、東電に対して「
「日ごとに体に疲れ」福島避難者が陳述・・福井・大飯原発訴訟
全国で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対する運転差し止め訴訟の第3回口頭弁論が7月24日、福井地裁(樋口英明裁判長)で開かれました。原告側は、福島県から石川県に避難して2年5カ月になる男性(
“原発事故の避難で精神的苦痛”・・山形227人、新潟354人が提訴
東京電力福島第1原発事故による避難生活で精神的苦痛を受けたとして、山形県内に避難している227人が7月23日、東京電力と国に対し、慰謝料を求め山形地方裁判所に集団提訴しました。 原発事故被害者救済山形弁護団(安部敏弁護団
「替え玉受験のよう」 泊原発解析流用・・田中委員長が批判
原子力規制委員会の田中俊一委員長は7月24日の記者会見で、新規制基準への適合性審査で、審査を保留した北海道電力泊原発1、2号機(北海道泊村)について、同社が申請書に、システムの違う原子炉の解析結果を流用したことは″替え玉