日本ジャーナリスト会議(JCJ)は10月25~27の3日間、「JCJ全国交流集会2013 in福井」を開催。原発集中立地域である福井県の嶺南(れいなん)地域を巡り、原発の現状を調査するなどしました。 25日に訪れた敦賀市
堰2カ所直接排水・・福島第1 汚染水タンク群
東京電力は10月26日、福島第1原発の放射能汚染水を貯蔵するタンク群を囲む堰(せき)2力所で、たまった水を外部に直接排出したと発表しました。台風27号の接近に伴う降雨が、原子力規制委員会の認めた緊急対応を取れる状況に当た
福島第1 津波の高さ 測定できず・・県沖でM7・1 計器故障のまま/大津波の恐れある余震・・アウターライズ正断層型
10月26日午前2時10分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード7・1の地震があり、東北と関東で最大震度4の揺れを観測しました。気象庁は福島、岩手、宮城、茨城各県と千葉県九十九里・外房に津波注意報を出しました。 津波注
規制委 地下貯水槽利用を容認・・排水手順「東電が守れる範囲で」
東京電力が福島第1原発の汚染水タンクを囲む堰(せき)でたまった放射性物質を含む水を地下貯水槽に移送するとしていることに、原子力規制委員会は何ら問題にせず容認する姿勢であることが10月25日、明らかになりました。 規制庁の
放射能で海を汚すな・・雨の首相官邸前抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は10月25日、雨のなか原発に反対する首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発では、放射能汚染水の流出や放出が相次ぐという非常事態が続いています。 この日は、台風接近のため官邸前の抗議エリア
石川・志賀 海岸部に活断層形跡・・13万年前以降 科学者会議などが発見
日本科学者会議石川支部、原発問題住民運動石川県連絡センターなど4団体は10月24日、北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)北2キロの福浦(ふくら)地区海岸部で13万~12万年前以降に動いた活断層の形跡を発見したと発表し
堰の水 直接排出追認・・福島第1 規制委が転換
東京電力福島第1原発で放射能汚染水が貯蔵されたタンク群を囲むせきの水について、東電が定められた手順を守らず直接排水を繰り返していた問題で、原子力規制委員会の汚染水対策作業部会は10月24日、これまでの姿勢を転換し、東電の
福島の出発 廃炉から・・玄侑宗久(作家・住職)さんに聞く
芥川賞作家で、禅宗のお寺の住職を務める玄侑宗久さんを、福島県三春町の福聚寺に訪ね、事故から2年7カ月になる東京電力福島第1原発事故をめぐる問題について話を伺いました。 私たち福島県民は今回、こんなにややこしいことになるの
福島第1原発 汚染水対策 東電任せ改め 国の責任で実行を・・衆院予算委 笠井議員の基本的質疑
日本共産党の笠井亮議員が22日の衆院予算委員会で行った基本的質疑は次の通りです。 伊豆大島の台風被害 笠井 救助・救援・生活支援・自治体支援―万全の措置を 防災担当相 きめ細かな支援をする 笠井 日本共産党の笠井亮です。
排水溝 最高5万9000ベクレル・・福島第1汚染水 海に流出か
自ら決めた手順を守らず、堰から直接水を放出 東京電力は10月23日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の排水溝で22日に採取した水から高濃度の全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が検出されたと発表
汚染水問題 東電の対応 規制委が批判・・「柏崎から福島に人回せ」
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)でタンクからの漏れが相次ぐなど深刻化している汚染水問題について、原子力規制委員会の10月23日の定例会で、「東電は現場管理ができていない」などの意見が相次ぎました。この問題では
福島に生きる 南相馬で“農業踏ん張る” 米を初めて試験栽培 杉 和昌さん(51) 新規就農2年目 横山真二さん(46)
東京電力福島第1原発事故による放射能被害を受け、福島県の耕作放棄地の増大に拍車がかかりかねない状況です。そのなかで、南相馬市内の農家が試験栽培した稲を収穫、困難を乗り越え踏ん張る決意を新たにしました。 (福島県・野崎勇雄
沖合1キロ セシウム検出・・福島第1原発 8月以降2回目
東京電力は10月22日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の敷地から1キロメートル沖合の港湾外で18日に採取した海水から放射性セシウムを検出したと発表しました。分析を始めた8月以降2回目で、今回は最高値になります。 安
原発汚染水 東電まかせを改め国の責任で実行を・・衆院予算委で笠井議員
日本共産党の笠井亮議員は10月22日の衆院予算委員会で、「国家的な非常事態」(佐藤雄平福島県知事)にたちいたった放射能汚染水問題を取り上げ、政府の「東京電力まかせ」の態度を根本から改めるよう迫り、同委員会での汚染水問題に
原発再稼働 審査資料提出11月下旬~12月・・事故リスク評価ないまま
原発再稼働の前提となる新基準への適合性を審査する原子力規制委員会の審査会合は、北海道、関西、四国、九州の4電力が7月に申請した6原発の資料提出計画を明らかにしました。4社とも、耐震評価や重大事故対策を踏まえた設備・機器の
福島第1 汚染水あふれ11カ所・・基準値70倍超も
東京電力は10月21日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水貯留タンク群のうち、降雨の影響で、タンク群を囲む堰(せき)にたまった水があふれたのは計11カ所だったと発表しました。堰外へ排出する際の暫定放出基準を超え
福島に生きる 太陽光発電で原発ゼロへ・・モモ・リンゴ生産農家 橋本光子さん(57)
「原発に頼らない。自家発電所ができたらいいなぁ」。福島市でモモとリンゴを生産している果樹農家の橋本光子さん(57)は、東京電力福島第1原発事故で価格の暴落に苦しんでいます。 「農協に出荷すると以前の価格の3分の1。ようや
堰の汚染水また流出・・福島第1原発 タンク群10カ所から 暫定基準上回る
東京電力は20日、福島第1原発の汚染水貯留タンク群のうち10カ所で、タンク群を囲む堰(せき)内にたまった水が大雨であふれたと発表しました。あふれた箇所数はこれまでで最多。この中には、今月6日に採取した際、全ベータ(ストロ
汚染水 高濃度続く・・福島第1
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水漏れ事故をめぐって、海に続く排水溝の水や漏えいタンク近くの地下水の放射能濃度が急上昇している問題で、高濃度の放射性物質の検出が依然、続いています。 東京電力は10月19日、汚染
脱原発のドイツ どうやって決めた・・気候保護=温暖化対策を強調/安定供給・雇用拡大への確信と根拠
2011年3月の福島第1原発事故を受け、ドイツ政府は3ヵ月の検討を経て、2022年までの原発からの全面撤退を決めました。なぜドイツで脱原発の判断が行えたのか。その先に、ドイツは何を見ているのか。ヒントとなる本をいくつか紹