
訴え、デモ行進する人たち=23日、東京都、渋谷区
「原発の新増設・再稼働をやめ、再生可能エネルギーに転換しよう」と23日、東京都渋谷区の代々木公園で「さようなら原発全国集会」が開かれました。「さようなら原発」一千万署名市民の会が主催し、4500人(主催者発表)が参加。集会後にデモ行進しました。
呼びかけ人でルポライターの鎌田慧さんは、東京電力福島第1原発事故から14年半たっても避難指示が続き、故郷に帰れない人たちがいるのに、政府は原発を最大限活用する政策に転換したと批判しました。
「ワタシのミライ」の川崎彩子さんは再生可能エネルギー100%と公正な社会をめざすと話し、高橋哲哉東京大学名誉教授は、原発は取り返しのつかない過酷事故で多くの犠牲を生み出すシステムだと述べ、原発をなくすために力を合わせようと呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2025年9月24日より転載)