原発100%安全ありえない・・山木屋仮設自治会会長の廣野太さん(64)=福島県 川俣町= 自宅と田畑に通うことは可能になっています。花卉(かき)栽培については、再開しました。山木屋の風土によって、色彩のいい花に育ちます。
震災3年300人調査③・・「国の支援もっと」が9割
東日本大震災から3年の月日が過ぎました。本紙の被災者300人実態調査では、いまだに多くの被災者が仮設住宅などでの避難生活から抜け出せず、心身ともに限界状態に置かれていることが示されました。実態調査で浮き彫りになった被災
決定は住民の話し合いで、次世代への継承絶やさない・・防潮堤と津波の防災 首藤伸夫・東北大名誉教授に聞く
東日本大庭災から3年、防潮堤と津波の防災について、津波工学が専門の東北大学名誉教授・首藤伸夫(しゅとう・のぶお)さんに聞きました。 防潮堤をどうするのかは、そこに住む住民が話し合って決めるべきです。 頼り切り危険 大きな
被災者本位の復興を・・盛岡 穀田国対委員長が訴え
3月11日朝、日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員は、党岩手県委員会、同盛岡地区委員会とともに、盛岡市で被災者本位の復興を求める街頭宣伝をしました。 穀田氏は、国は被災者の生活と生業(なりわい)の再建へ必要な最大限の
悲しみと怒りの中 東日本大震災 3年・・「被災地を忘れないで」復興へ公的支援もっと
1万8000人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災は11日午後、発生から3年を迎えました。各地では地震発生の午後2時46分、帰らぬ人たちを思い、遺族らが追悼しました。今なお約27万人が仮設住宅などで避難生活を続け、
子育て中の家族つどう・・福島で音楽のつどい/被災各地で追悼行事
大震災・原発事故3年を目前にした3月9日、福島市の市音楽堂で「福島で子育て中の家族集まれ! 音楽のつどい」が開かれ、音楽とトークで体験を語り、励まし合いました。 福島市医師会長で、わたり病院総院長の丹治伸夫さんが主催者あ
大震災3年・・いま言いたい/原発「すべて廃止」増加・・世論調査
女川原発再稼働やめて 仮設住宅で1人暮らしの松井さく子さん(80)=宮城県女川町=震災前は、畑で野菜を作って自給自足で暮らしていました。今は、何でも買わなければいけないので生活が苦しい。それでも仮設でできた知り合いと「お
“福島に生きる”飯舘牛の復活で再建を・・飯舘村長泥区長 鴫原良友さん(63)
「3年になるのに時間は止まったまま。何にも変わらない。復興は見えない」。飯舘村長泥(ながどろ)区長を務める鴫原(しぎはら)良友さん(63)は、東京電力福島第1原発事故から3年を前にしてそう語りました。 ■牛飼育を生業に
大震災から3年 被災地は今・・住民に新たな線引き 福島進まぬ復興
除染の汚染土を庭に保管していることで、1年半前に取材した福島市渡利地区の太田イネさん(90)を訪ねると、汚染土の上にかぶせたシートが青から緑に変色しただけでした。2012年5月に除染した時の汚染土を入れた45リットル容器
東日本大震災3年・・政治は被災地の努力に応えよ
死者、行方不明者あわせて約1万9千人にのぼる大惨事をもたらした東日本大震災の発生から丸3年です。巨大地震と大津波、東京電力福島第1原発事故が重なった前例のない“複合災害”は、いまも全国で約27万人に不自由な避難生活を強い
東日本大震災、福島原発事故から3年を迎えるにあたって・・2014年3月11日 志位和夫
未曽有の大災害となった東日本大震災と福島原発事故から3年が経過しました。あらためて、犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者のみなさんにお見舞いを申し上げます。住まいや仕事を失い、生活再建への展望もなかなか見
きょう東日本大震災3年 本紙「300人実態調査」 被災者環境深刻な悪化・・「仮設から移れない」57%■生業の再建困難63%/避難生活もう限界
「次の住まいの見通しはたたず、仮設から出られない」―。多くの人々の命と生活の基盤を奪った東日本大震災から3年。避難者は全国で約26万7000人で、9万7000人の被災者がいまだに仮設住宅暮らしを余儀なくされています。本紙
原発推進許されぬ・・参院予算委 井上議員追及
10日の参院予算委員会で質問した日本共産党の井上哲士議員。福島原発事故の教訓も踏まえずに、原発推進に突き進む安倍政権を正面から批判しました。 井上 「新増設ないといえるか」 経産相 「次のステップだ」 井上氏は、政府の
福島第1事故3年・・「原発ゼロ」こそ被災地の願い
「福島の原発事故は今も続いている」「なぜ国はすぐ廃炉にさせるといえないのか」―。東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故から3年を前に東京で繰り広げられた「原発ゼロ 大統一行動」は、「福島を忘れるな! 再稼働を許すな!」
東日本大震災3年・・被災地の女性が撮った写真と「声」/フォトボイス展 東京
被災3県の女性たちが2011年6月から災害の爪あとや生活にカメラを向け、被災地の実情を発信しています。30人の写真とメッセージを紹介する「Photovoice(フォトボイス)展」が3月16日まで、東京で開かれています。
被災3県 現状と課題・・斉藤信党岩手県議団長に聞く
大震災津波から3年がたちましたが、いまもピーク時の約9割の被災者が狭くて寒い仮設住宅での生活を余儀なくされ、ストレスで心の不安を募らせ、我慢の限界に直面しています。県南の被災地で、津波で夫を亡くした女性が高台移転が決まっ
大震災から3年 被災地は今④・・実情踏まえ住民合意で/防潮堤計画
東日本大震災の大津波に襲われた被災3県で進められる防潮堤建設計画・・。「住民の生命・財産を守るため」を大義名分に、「防潮堤の高さは変えない」とかたくなな態度を取ってきた宮城県ですが、「こんな高い防潮堤はいらない」「環境や
原発ゼロ、再稼働ノー 大統一行動・・3万2000人熱気 安倍政権に突きつける/再稼働やめ原発ゼロともに 3・11めぐり各地で行動る
東京・日比谷野外音楽堂、霞が関一帯、国会議事堂周辺が9日、「原発ゼロ」を訴える人たちであふれました。首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションの3グループが共同してとりくんだ
風評被害に懸念の声・・地下水放出東電、漁業者に説明/福島第1原発
東京電力と資源エネルギー庁は3月7日、福島県いわき市で地元漁業者の会合に出席し、福島第1原発で汚染される前の地下水をくみ上げ海に放出する計画について説明しました。計画は汚染水対策の一環。漁業者からは、地下水の放射性物質検
東日本大震災3年・・福島 残る被災そのままの姿/放射陛焼却灰 安全優先の行政を・・千葉地裁支部口頭弁論で住民
東日本大震災の大津波で被害を受け、東京電力福島第1原発の事故で避難を強いられた原発周辺の住民たち。被災から3年、いまだに深い傷痕が残っています。 (東日本大震災取材班) 福島県いわき市の飲食店経営の女性(54)は、