東京電力福島第1原発事故で国や東電に損害賠償を求めている被害者団体が5月8日、福島市で記者会見を開き、「原発被害者団体連絡会」を設立すると発表しました。国や東電への要望活動や、情報共有を目的とする初の全国組織で、9団体の1万8800人が参加。24日に福島県二本松市で設立集会を開きます。
参加メンバーは、原発事故で避難を強いられた福島県飯舘村、川内村、南相馬市、川俣町の住民ら。神奈川、京都、岡山各府県で訴訟を起こしている県外避難者の原告団も含まれ、訴訟や裁判外紛争解決手続き(ADR)によって賠償を求めています。
(「しんぶん赤旗」2015年5月10日より転載)