「島根の自然を大切にした、安全で豊かなエネルギー社会に大きく転換するため、全国で初の『みどりのエネルギー条例』(島根県エネルギー自立地域推進基本条例)制定を」。こう呼びかけた島根原発・エネルギー問題県民連絡会は、県内の全
原発
“規制委員会 審査の現場から”・・大飯・高浜の地下構造解析「おかしい」
1月29日の原子力規制委員会の新基準適合性審査会合では、関西電力の大飯原発3、4号機、高浜原発3、4号機(いずれも福井県)の地下構造に関する審査が行われました。 規制委の島崎邦彦委員長代理は、関電が示した地下構造の解析に
福島第1・・漏水の推定結果を発表
東京電力は1月30日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機の原子炉格納容器下部で見つかった水漏れ箇所で流れ出ている水量が1時間当たり最大3・35トンと推定した結果を発表しました。 漏水箇所は昨年(2013年)11月
NHK、脱原発論に難色・・大学教授(東洋大・中北徹教授)がラジオ番組降板
NHKラジオ第1放送の番組に出演予定だった東洋大の中北徹教授(62)が「原発事故のリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などと話す意向を事前に伝えたところ、担当ディレクターから「東京都知事選の期間中はやめてほしい」と
志位委員長の代表質問 衆院本会議・・「原発ゼロ」、再稼働の是非を問う
政府は、原発を「基盤となる重要なベース電源」として、将来にわたって活用し、「再稼働を進める」と明記した、エネルギー基本計画を閣議決定しようとしています。原発に対する基本姿勢について、二つの点を総理にただしたい。 第一は、
トレンチ接続部 穴の掘削を開始・・福島第1・2号機
東京電力は1月29日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機のタービン建屋と地下トンネル(トレンチ)の接続部に凍結管を挿入するための穴の掘削を始めたと発表しました。 1~4号機タービン建屋の海側の地下水が放射能に汚染
規制委 事故緊急時モニタリング・・測定地点など報告
原子力規制庁は、原発などで事故が発生した場合の環境中の放射能などを把握する緊急時モニタリングについての原子力災害対策指針(防災指針)の補足参考資料をまとめ、1月29日の原子力規制委員会に報告しました。 東京電力福島第1原
“規制委 新基準適合を審査”ベンド性能説明など求める・・女川・島根原発/日本原燃・再処理工場
原子力規制委員会は1月28日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)と中国電力島根原発2号機(松江市)の新規制基準への適合性審査会合を開き、フィルター付きベント装置の性能など、審査の論点を示しました。 両原発は東
再稼働許さず原発ゼロへ・・原発をなくす全国連絡会が総会
全労連や全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)、全国商工団体連合会、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月27日、東京都内で第2回総会を開き、原発再稼働を許さず「原発ゼロ」の日本をめざす方針を確認し
中間貯蔵施設、計画見直しを・・福島・楢葉町長
福島県楢葉町の松本幸英町長は1月27日、福島県庁に佐藤雄平知事を訪れ、東京電力福島第1原発事故の除染に伴う放射能汚染土などを保管する中間貯蔵施設について、「今後の町づくりなどに大きな影響を及ぼす。敷地を集約する工夫なども
汚染水止め漁業再び・・福島県漁連会長 野崎哲さん
原発事故による放射能被害のため操業自粛に追い込まれている、福島県沖での漁業復活をめざし、私たちは一昨年(2012年)6月から試験操業に取り組んでいます。漁法、漁獲対象魚、区域を決めて試験的に操業し、検査して大丈夫な魚は流
2014年度予算案・・原発再稼働・輸出に厚く/エネルギー・中小企業
2014年度予算案のエネルギー対策費は、13年度比13・5%増の9642億円です。増額分のうち、地球温暖化対策税引き上げ分が800億円を占めます。 原子力関係経費は、0・5%増の3272億円です。破たんした高速増殖原型
震災・原発事故どう向き合う・・民研交流集会 教育実践を議論
民主教育研究所(民研)の第22回全国教育研究交流集会(東京の民主教育をすすめる教育研究会議=東京民研=が共催)は2日目の1月26日、東京都千代田区の法政大学で九つの分科会を開きました。 第1分科会「〈3・11〉が問いかけ
“検証 原発避難計画” 大飯・高浜・・県外避難先、多くが未定
全国最多の原発(商業原発13基と高速増殖炉「もんじゅ」など)が立地する福井県。原子力規制委員会では、関西電力の大飯原発3、4号機(同県おおい町)と高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働に向けた、新規制基準への適合性審
エネルギー計画閣議決定 先送り・・首相が発言
安倍晋三首相は1月25日、国の中長期のエネルギー政策の方向性を定めるエネルギー基本計画の策定に関し、「国民生活に直結する、非常に大切な政策だ。国民の皆さまの意見を徹底的にうかがい、党とも徹底的に議論してあるべきエネルギー
“規制委員会 審査の現場から”・・基準地震動設定 考え方で平行線
1月24日の原子力規制委員会の新基準への適合性審査会合は、東京電力柏崎刈羽原発、北海道電力泊原発、関西電力高浜、大飯原発の地震関係の審査をしました。 新基準は基準地震動(想定される最大の揺れ)を策定する際、敷地ごとに震源
柏崎刈羽の敷地、追加地質調査案・・東電が説明
東京電力は1月24日の原子力規制委員会の新規制基準適合性審査会合で、昨年(2013年)9月に再稼働に向け審査を申請した柏崎刈羽原発(6、7号機)の敷地内、同周辺での追加地質調査案について説明しました。 東電は同原発敷地内
福島第1 海側で汚染が拡大・・1号機建屋から漏えいか
東京電力福島第1原発の汚染水問題を議論する原子力規制委員会の作業部会の会合が1月24日開かれ、1~4号機タービン建屋海側で調査している地下水の放射能汚染について、1号機北側のトリチウム(3重水素)の汚染が拡大していること
原発ゼロの声を聞け・・官邸前で抗議行動/宇都宮氏、笠井・吉良両議員スピーチ
通常国会が始まった1月24日、首都圏反原発連合(反原連)は原発即時ゼロなどを訴える首相官邸前抗議行動を行いました。 安倍晋三首相は、施政方針演説で「これまでのエネルギー戦略をゼロベースで見直すし」、原発の再稼働を推進する
規制基準“書き換えて”説明・・規制委員会 審査の現場から
1月23日の原子力規制委員会の新規制基準適合性審査会合は、関西電力高浜3、4号機、四国電力伊方3号機、九州電力玄海3、4号機の審査を行いました。 関電は、使用済み燃料貯蔵槽の水位などの監視設備機能についての新基準の要求事