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測定タンクが汚染の原因か/タンク増設1年前倒し・・福島第1

東京電力福島第1原発で4月4日、放射性物質を含む汚染水の貯蔵タンクを囲むせきからあふれた水から暫定排出濃度基準値を上回るセシウムなどが検出された問題で、東電は同日、濃度測定のためあふれた水を移したタンクが汚染されていた可能性が高いとの見方を明らかにしました。

せきの水は、いったん別のタンクに移送して濃度を均一化させた上で放射性物質濃度を調べています。今回、水を移したタンクの中に基準超の放射性物質が検出されたものがあり、汚染はせき内の水ではなくタンクの可能性が高いと判断したといいます。

タンク増設1年前倒し・・福島第1

東京電力は4月4日、福島第1原発で放射性物質を含む汚染水を貯蔵するタンクについて、2015年3月までに約80万トンの容量を確保する計画をまとめ、原子力規制委員会へ提出しました。16年3月までの予定を1年前倒しします。

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