【ニューデリー=時事】インド外務省は2月26日、南部タミルナド州にあるクダンクラム原子力発電所3、4号機の増設について、近くロシア側と合意に達するとの見解を示しました。両政府は2007年に増設で基本合意しましたが、原発事
原発
玄海廃炉へ追加提訴・・新たに351人「原発なくそう」/電気料金が過去最高
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の廃炉を国と九電に求めている「原発なくそう!九州玄海訴訟」の第9次提訴が2月27日、佐賀地裁であり、新たに351人が原告となりました。原告総数は7488人となり、全国の原発訴訟では最多です
“原発トラブル隠し”86件 衆院予算委・・笠井氏が「エネ計画」案撤回要求
日本共産党の笠井亮議員は2月27日の衆院予算委員会で、原子力規制庁が福島第1原発の事故後、199件のトラブル・事故を把握しながら、過少に報告する“トラブル隠し”をしていたと告発。政府が取りまとめた「エネルギー基本計画」案
事故時の跡、今も・・東電、中央制御室を初公開
東京電力は2月26日、福島第1原発1、2号機の中央制御室を報道各社に初めて公開しました。津波で電源を失い、運転員が暗闇の中、原子炉の水位を「+40cm」「+50cm」などと計器の横に書き留めた跡が今も残っていました。 中
汚染水漏れ 警報を放置 「稚拙なミス」・・規制委員長 「東電の体質問題」
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)でタンク上部から高濃度の汚染水約100トンがせき外に流出した問題が、2月26日開かれた原子力規制委員会の定例会で報告されました。委員から東電の対応に「極めて稚拙なミス」など批判
ベースロード電源・・原発事故の反省、忘れたのか
「福島原発事故の後、原発を動かすことは、犯罪的です」「原発を即時ゼロとすべき」「原発も戦争もいやです。子どもや孫を死なせたくありません」―。経済産業省が行ったパブリックコメント(意見公募)にこうした声が相次いでいるにもか
エネルギー基本計画政府案・・福島は置き去りか
東京電力福島第1原発事故から3年を目前に安倍晋三政権が発表した「エネルギー基本計画」案は、いまだに14万人が避難生活を送っている現実を直視せず、原発推進・再稼働へと突き進もうとしています。 (金子豊弘、佐久間亮) 原発
“規制委員会 審査の現場から”・・財産保護を“指南”/福島第1 4号機プール冷却一時停止
2月25日の原子力規制委員会の新基準適合性審査で、関西電力は大飯原発の原子炉格納容器で火災が起こった時の対応で、格納容器全体に水を散布するスプレーを基本にすると説明しました。 これに対し、規制委の更田(ふけた)豊志委員は
福島第1原発 汚染水漏れ・・弁開けっ放し、東電指示、2カ所10カ月間
東京電力は2月24日、福島第1原発で100トンあまりの高濃度汚染水がタンクから漏れた問題で、配管に取りつけられた三つの弁のうち二つは、昨年4月から開いた状態だったことを明らかにしました。東電の汚染水管理に対する態度の甘
言葉遊びやめ 原発ゼロに ふくしま復興共同センター・・「基本計画」案撤回求める
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、タンク上部から大量の高濃度放射能汚染水が漏えいした問題で、原子力規制委員会の汚染水対策検討部会の会合が2月24日開かれ、背景にタンクの水位管理の仕方に問題があると批判されま
原発「重要な電源」明記 政府「エネルギー基本計画」案・・再稼働・核燃サイクル推進
安倍晋三内閣は2月25日の原子力関係閣僚会議で、中長期的なエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」の政府案を決定しました。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、原子力規制委員会の基準に適合した場合は「再稼働
原発避難者帰還「世界が注視」・・国連特別代表
来日中のワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)は2月24日、日本記者クラブで記者会見し、東京電力福島第1原発事故を受けて避難している住民について「不安感や恐怖心がある中で、どうやって帰還し、経済や生活を再開させるの
4月1日避難指示解除・・福島・田村 旧警戒区域で初
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県田村市都路地区に設定されている避難指示について、政府は2月23日に開催した住民との意見交換会で、4月1日に解除する方針を示しました。原発から20キロ圏内の旧警戒区域での避難指示解除
活断層の指摘相次ぐ・・東通原発、規制委専門家
東北電力東通原発(青森県東通村)の敷地内に活断層があると指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家チームは2月24日、昨年(2013年)実施した現地調査の結果を基に議論を行いました。「活断層ではない」とする東北電の主
警報で停止後、手動で98%まで注水・・東電の水位管理を批判 規制委検討会
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、タンク上部から大量の高濃度放射能汚染水が漏えいした問題で、原子力規制委員会の汚染水対策検討部会の会合が2月24日開かれ、背景にタンクの水位管理の仕方に問題があると批判されま
規制委、追加調査を要請・・石川・志賀原発現地調査終わる
北陸電力志賀原発敷地内の破砕帯(断層)を調査する原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理をはじめとする5人の専門家チームは2月23日、敷地東方1・4キロ地点の活断層である福浦(ふくら)断層、敷地西方海岸部の破砕帯、敷地内の「
“検証 原発避難計画”寝たきり患者どうなる・・過酷事故想定せず便宜的/玄海
原子力規制委員会の新規制基準が施行された2013年7月に適合性審査申請を行い、再稼働に向けた審査が大詰めとされている原発の一つ、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)。事故時の住民の避難計画はどうなっているのか、佐賀県でみて
「自共対決」の現場から 原発依存の町変える・・党議席回復に挑む河本たけしさん/福井・美浜町
原発が集中し「原発銀座」といわれる福井県。若狭地方で、関西電力の原発事業の拠点となっているのが美浜町です。3月に行われる町議選(定数14、4日告示、9日投票)で、日本共産党から河本たけし候補(36)が党議席の空白克服をめ
原発20キロ・・常磐道再開
東日本高速道路は2月22日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で通行止めになっていた常磐自動車道の広野インターチェンジ(IC)─常磐富岡IC間を再開通させました。同原発から20キロ圏内唯一の高速道路です。 16
志賀原発の断層を調査・・石川 規制委が活動性判断へ
原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理と4人の外部有識者で構成する専門家チームは2月22日、原子炉建屋直下に活断層があると指摘されている北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)の敷地内破砕帯(断層)の活動性についての現地調