北海道反原発連合主催の「脱原発サウンドデモ」が4月20日、札幌市中央区で行われました。
ドラムや民族楽器などを持ち寄り、手作りのプラカードや横断幕を手に150人が参加し、思い思いのスタイルで道行く市民にアピール、中心街はにぎやかな雰囲気に包まれました。
道反原発連合は毎週金曜日、北海道庁前で、18日で93回目となる抗議行動を続けています。サウンドデモは「道庁前に来られない人たちも参加できる」ようにと企画され、今年に入って初めて。
デモの先頭のトラックでは、6人のバンドによる生演奏が行われ、参加者は、リズムにあわせ「再稼働反対」「原発いらない」と声をあげながら行進しました。
西アフリカの太鼓「ジャンベ」をたたいていた男性=飲食業=は「自然豊かな北海道に、原発は似合いません。原発はすべて廃炉にすべきです」と語りました。
北海道電力本店向かいのバスセンター前で、これから稚内市に帰るという女性(69)は、じっと行進に見入り「原発再稼働は反対です。稚内の近くには
幌延(深地層研究センター)がありますが、泊原発や核施設は、絶対いりません」と話しました。