ふくしま復興共同センターと福島県農民連は4月22日、「原発ゼロ100万人署名」の第1次提出と、政府交渉などを行う「怒りの総行動」を東京都内でくりひろげ、28万3236人の署名を衆参両院に提出しました。
同行動は、エネルギー基本計画で原発の永久化を進める安倍政権の逆流を押しかえすために、さまざまな団体や市民が参加する「オール福島」の取り組みです。バス7台で県内全域から300人が参加しました。
原発ゼロ100万人署名(「原発即時ゼロ」「子ども・いのち・くらし」を守ることを求める請願署名)は、県内原発の全基廃炉、全国の「原発ゼロ」の決断などを求めるもの。
衆院第1議員会館で行った署名提出集会では、斎藤富春代表委員(福島県労連議長)が主催者あいさつ。「原発をなくす全国連絡会」の小田川義和氏(全労連事務局長)が連帯あいさつしました。斎藤氏は「署名には、事故後の県民の苦悩と要求が込められています。自信をもって広げていきましょう」と呼びかけました。
福島県内の参加者が「子どもたちに汚染された土地と原発を残さないため、廃炉までたたかい続けます」などと決意を語りました。
署名の紹介議員として日本共産党、民主党、無所属の国会議員が参加。日本共産党から市田忠義、小池晃、紙智子、仁比聡平の各参院議員が出席しました。