【ベルリン=時事】脱原発を進めるドイツで、今年上半期の総発電量に占める再生可能エネルギーの割合が過去最高の28・5%に達したことが、エネルギー・水道事業連盟の8月14日までの調査で分かりました。風力と太陽光による発電量
原発
トレンチ凍結困難か・・福島第1 東電、データ公表拒否
福島第1原発2号機トレンチ(ケーブルなどの地下管路)で、汚染水抜き取りを目的としたタービン建屋との接続箇所の凍結作業が難航している問題で、東京電力は8月14日、現状は凍結条件を達成できていないとの見方を示しました。8月
経産省 原子力小委の異常・・ネット中継なし、資料配布認めず
東京電力福島第1原発事故後、初めて「原発稼働ゼロ」となった今夏、改めて「原発はいらない」の声が全国に響いています。ところが、今後の原発政策について議論を進めている経済産業省の審議会では、原発推進ありきの強権的な議事運営
高濃度井戸は除外・・福島第1の地下水放出計画 &再稼働反対陳情・・薩摩川内市の自治会
東京電力福島第1原発1〜4号機建屋周辺の地下水を放射性物質濃度を下げた上で海に放出する計画で、東電は8月13日、過去に高濃度のトリチウムが検出された井戸1基を、試験的なくみ上げの対象から除外したと発表しました。 東電
川内原発 規制委 ずさん審査・・独自解析せず九電任せ & 日弁連が意見書を提出
原子力規制委員会が実施中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の規制基準への適合性審査で、重大事故対策の有効性評価について、以前行われていたクロスチェック(異なる角度からの点検)解析が厳正に実施されていない
志賀原発の審査申請 北陸電 敷地内に活断層疑い・・フィルター付きベント含めず
北陸電力は8月12日、原子力規制委員会に志賀(しか)原発2号機(石川県志賀町)について、適合性審査の申請をしました。志賀原発の重要施設直下など敷地内に、活断層の疑いがある断層があり、 規制委の専門家会合で検討が続けられ
川内再稼働ノー 意見公募15日まで・・反原連よびかけ
原子力規制委員会が九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の審査書案に対する意見公募(パブリックコメント)を行う中、首都圏反原発連合(反原連)は「川内原発再稼働やめろ!!パブコメキャンペーン」を展開しています
仏製除染装置、使わず廃止へ・・福島第1 &汚染地下水のくみ上げ開始
東京電力は8月11日、福島第1原発事故の当初、放射能汚染水の処理に使用した仏アレバ社製の除染装置を今後使用せず、廃止することを明らかにしました。トラブルが相次ぎ、2011年9月以降は使われていませんでした。 東電によ
海放出 東電が規制委に申請・・福島第1建屋周辺の地下水
東京電力は8月11日、福島第1原発1~4号機原子炉建屋周辺からくみ上げた地下水と、護岸の地下水を浄化設備で処理した後に海に排出する計画について、原子力規制委員会に変更認可申請したと発表しました。東電が7日に計画を検討し
黙ってはいられない 復旧・復興 ほど遠い・・福島・川俣町長 古川道郎さん
福島県川俣町は、東京電力福島第1原発事故による放射能汚染のため町面積の約3割の地域が避難を強いられるなど、深刻な状況に置かれています。事故から3年4カ月以上ですが、復旧・復興にはまだほど遠い状況です。 最も重視してい
茨城 微粒子からウラン検出・・原発事故解明の手がかり &福島振興に3010億円、国が提示
東京理科大などは8月8日、東京電力福島第1原発事故直後の2011年3月14日に、約150キロ離れた茨城県つくば市で採取された放射性セシウムを含む微粒子から、ウランを検出したと発表しました。微粒子には高温で溶けた後、急速
官邸前行動 インドから連帯の参加 ・・「原発輸出するな」
首都圏反原発連合(反原連)は8月8日、原発再稼働反対を訴える首相官邸前抗議を行いました。インドの反核団体の全国組織、核軍縮平和連合(CNDP)のクマール・スンダラム氏が参加。2000人(主催者発表)の参加者とともに、イ
福島第1原発 どうなる「凍土壁」(下)・・「秘密主義」障害に
「ビーッー」。記者らを乗せたバスが東京電力福島第1原発の3号機海側を通ると、線量計が高い放射線量を示す警告音を発し、赤いランプが光りました。7月8日、凍土遮水壁(凍土壁)工事現場が初めて報道陣に公開されました。この
栃木・塩谷 放射性廃棄物の最終処分場・・町民が反対同盟会
福島第1原発事故で発生した放射性廃棄物の最終処分場の候補地として、国が栃木県塩谷町の国有地を選定した問題で、町内の全行政区長と農協や医師会などの代表ら約200人が7日夜、選定の白紙撤回を求める「塩谷町民指定廃棄物最終処
トリチウム薄め海放出か 東電、排水基準に言及・・建屋周辺の汚染水対策
東京電力は8月7日、福島第1原発の放射能汚染水増加抑制策として、1〜4号機建屋周辺の井戸からくみ上げた地下水を海へ放出する計画で、排水基準については「地下水バイパスが念頭にある」と述べました。浄化設備を使っても取り除け
関西電力 津波想定計算ミス・・高浜原発防潮堤かさ上げへ
関西電力は8月8日、原子力規制委員会で審査中の高浜原発3、4号機(福井県)について、津波の想定高さに計算ミスがあり、防潮堤を2メートルかさ上げする必要が生じたことを明らかにしました。工事には数力月かかるとみられます。
再稼働ありき この無責任・・「政権終わらせるのが安全の第一歩」の声
原発の再稼働へ前のめりで、国民の安全に対する責任を投げ捨てる―。原発ゴリ押しの安倍政権の姿勢に「安倍政権を終わらせることが、原子力防災の第一歩」との批判の声が上がっています。 九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(
福島第1原発 どうなる「凍土壁」(上)・・汚染水対策 “切り札”に黄信号
福島第1原発事故で、大量の高濃度放射能汚染水が海洋流出していた重大事実を東京電力が昨年(2013年)7月に初めて認めてから1年・・。国と東電が打ち出した汚染水対策はいずれも難航しています。その典型が、地下水流入を抑える
建屋周囲地下水放出・・福島第1原発 東電が計画検討/浄化設備で処理/唐突 漁協は不信感
東京電力は8月7日、福島第1原発の汚染水抑制策の一環として、1〜4号機原子炉建屋の周囲にある井戸から地下水をくみ上げ、海に放出する計画を検討していることを明らかにしました。放射性セシウムやストロンチウムの濃度が高い地下
福島第1原発3号機、燃料ほぼ全量落下か・・溶融5時間早かった
東京電力は8月6日、2011年3月の福島第1原発事故で、3号機の冷却システムによる注水が早い段階で停止したため、燃料溶融がこれまでの推測よりも5時間ほど早くに始まり、ほぼ全量が原子炉から格納容器に溶け落ちたとする解析結