
日本共産党島根県委員会と同東部地区委員会は3日、松江市内で記者会見し、同市長選(13日告示・20日投票)に、党県副委員長の、むらほえりこ氏(56)=党公認、新=を擁立すると発表しました。
むらほ氏は、現市政は市民に負担ばかり押し付けているとし、「学校給食費の無償化や国保料、介護保険料などを引き下げ、市民にあたたかい、優しい市政を実現したい」と強調。また、トップダウンではなく、市民の声で動く市政にし、危険な島根原発はとめて松江のまちと生業(なりわい)を守ると決意表明しました。
尾村利成県議(県副委員長)は、国民生活より大軍拡を優先する国予算のもとで「地方自治体が住民の暮らしと福祉、命と安全を守らなければならない」と指摘。その上で「市民には負担増を押し付けながら、市長報酬はアップする冷たい市政だ。原発推進の国いいなりの市政を転換する」と訴えました。
市長選には現職の上定昭仁氏(52)=無所属=が立候補を表明し、自民党県連、公明党、国民民主党、連合島根が推薦を決めています。
(「しんぶん赤旗」2025年4月4日より転載)