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ニュース&話題 めざせ原発ゼロ 群馬の会が総会/東海第2の今を報告

原発をなくす群馬の会は前橋市内でこのほど、「第3回総会と講演の集い」を開き、約130人が参加しました。

 「伝言館」事務局長の丹治杉江氏が、福島で起こっている健康被害の実態や、除染も復興も進まず人が戻れない状況を報告。「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の原告の一人の今野義雄氏が裁判支援を訴えました。

 日本共産党の江尻加那茨城県議が講演し、東海第2原発(日本原電)は再稼働をめざして防潮堤を建設中だが、重大な施工不良があるとの内部告発が共産党の大名美恵子東海村議らに寄せられて設計変更を余儀なくされたことや、中央制御室も含めて火災が頻発し、労災も数多く発生していると報告しました。

 江尻氏は、安全を軽視する日本原電には原発の運転資格がないと強調し「子どもたちを二度と原発と放射能の危険にさらさぬよう、力を合わせてたたかおう」と呼びかけ、参加者は大きな拍手で応えました。

 同日の総会では共同代表の小野文珖氏、堀泰雄氏があいさつ。原発推進政策を撤回させ、原発ゼロをめざす2025年度の方針を採択しました。

(「しんぶん赤旗」2025年4月4日より転載)