札幌市の大通公園で10月4日、「原発いらない」の一点で幅広い勢力が共同する「ストップ再稼働!・さようなら原発北海道集会」が開かれました。雨が激しく降りつける中、貸し切りバスを出すなど、全道各地から3500人が参加し、「泊原発の再稼働反対」などと力強く唱和しました。
集会を呼びかけた、小野有五・北海道大学名誉教授、麻田信二・道生活協同組合連合会会長理事、西尾正道・道がんセンター名誉院長が発言。小野氏は「原発が動かなくても、事故がなくても、放射性廃棄物は残ります。原発をやめて安全な北海道をつくるべきです。未来の子どもたちのために一刻も早く泊原発を廃炉にしましょう」と訴えました。
歌手の加藤登紀子さんが集会に駆けつけ、歌で参加者を激励。上田文雄・札幌市長も特別ゲストとしてスピーチしました。
参加者は「命と暮らしを守るため、そして、子どもたちの未来を守るため、すべての原発をなくしましょう」とする集会アピールを確認しました。
(「しんぶん赤旗」2014年10月5日より転載)