「原発ゼロ」「再稼働反対」を訴える首都圏反原発連合(反原連)の首相官邸前行動が、きょう(10月17日)午後6時から8時まで行われます。 反原連は、九州電力川内原発をはじめ原発の再稼働に向けて猛進する政府に抗議の声をあ
原発
川内原発住民説明会開く・・怒り・不安の声 噴出/鹿児島・阿久根
鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内(せんだい)原発再稼働について、新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の審査に関する住民説明会が10月14日、原発30キロ圏の同県阿久根市で開かれました。原発の安全性に
十分な時間的余裕 確保できる時期に・・延長申請で規制委
原子力規制委員会は10月15日、運転開始から40年を超えて運転する原発の延長申請に関連して、規制基準への適合性審査に要する期間を考慮して、「十分な時間的余裕が確保できる時期」に申請するよう事業者に求めることを決めました
再生エネの買い取り制度・・経産省が見直し開始
経済産業省は10月15日、有識者による総合資源エネルギー調査会新エネルギー小委員会を開き、大規模な太陽光発電の認定を一時停止するなど、再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度」を見直す検討に入りました。現状について議
福島2号機 海側地下水で上昇 & 建屋4カ所漏えい検知・・台風19号の影響か & 北海道電再値上げ了承
福島第1原発2号機の海側で10月13日に採取した地下水に含まれる放射性物質の濃度が上昇し、放射性セシウムや全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)など5項目で過去最高値を更新しました。東京電力が同日、
「コントロール」(首相)とは程遠く トラブル相次ぐアルプス・・汚染水対策 福島第1〝赤信号〟
「(東京電力福島第1原発の)汚染水はコントロールされている」という安倍晋三首相の発言(2013年9月)から1年余。首相は今も「全体として状況はコントロールされている」(10月1日、国会答弁)と発言していますが、現状は「
“福島に生きる” 若者の夢かなうように・・いわき市民訴訟原告 阿部節子さん(58)
福島県いわき市の阿部節子さん(58)の長男(27)は、2009年に脱サラし、いわき市に戻り農業を始めました。長男は、新規就農支援事業を活用して仲間5人と有機栽培に挑戦しました。アスパラ、ソラマメ、パプリカ
続く苦境 住居・雇用…国・栄電は責任果たせ・・福島大学准教授 丹波史紀さんに聞く
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から3年7ヵ月がたちました。復興や生活再建の課題をどう見ればいいのか、福島県で被災自治体の復興計画に携わる福島大学の丹波史紀准教授に聞きました。 (本田祐典)
宮崎 反対運動広がる・・事故起きれば、風下で「被害地元」に & 鹿児島・いちき串木野市長に申し入れ
鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市にある九州電力川内原発の再稼働をめぐり、最短で約54キロに位置する隣の宮崎県では「事故時に風下となり、『被害地元』になる」「鹿児島だけの問題ではない」と反対運動が広がっ
放射能濃度が急上昇・・福島第1 タンク近くの地下水
東京電力は10月8日、福島第1原発で昨年(2013年)8月に約300トンの汚染水漏れが発覚したタンクの近くに設置した井戸1カ所で、地下水から全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が1リットル当たり1
核燃料移送先は未定・・九電 川内1号機の火山対策 & SPEEDI防護判断には規制委使わず
九州電力は10月8日、川内原発(鹿児島県)再稼働の前提となる規制基準の適合性審査で、1号機の「工事計画認可」と「保安規定変更認可」の補正申請書を全て原子力規制委員会に提出しました。 保安規定には事故時の対応手順や体制
あす(10月10日)の官邸前 二つの行動・・反原連が「原発なくせ」、SASPL「秘密法反対」
毎週金曜日におこなわれている原発反対の首相官邸前抗議行動は、10日の予定が一部変わりました。秘密保護法に反対する学生たちの行動が官邸前でおこなわれるため。それぞれの主催者の発表によると、二つの行動が連続しておこなわれま
吉田調書が語るもの(18)・・原発の危険、罪深き安全神話
3月11日の事故直後から数日間の事故対応や、津波対策などの事前の備えなどについて、聴取のやりとりを追ってきました。 吉田氏は、「(炉心溶融した1、2、3号機)3つ暴れているものがあって、判断しないといけないときに、も
再稼働説明会追加を・・薩摩川内市に住民要請
鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内(せんだい)原発の再稼働に関して同市で開催される住民説明会で、参加申し込みの抽選で外れた市民らが10月6日、市に説明会の追加と非公開の抽選に抗議する申し入れをしました。 申し入れたのは
福島第1原発 建屋に雨水流・・台風の影響か & 政府・・再生エネ拡大策検討
東京電力は10月6日、福島第1原発の1号機タービン建屋1階南側と、3号機原子炉建屋1階北東で同日午前、雨水が流入し、漏えい検知器が動作したと発表しました。東電は、台風18号の影響によるものとしていますが、流入した原因は
〝福島に生きる〟被害補償法 制定めざす・・いわき市民訴訟原告団副団長 佐藤三男さん(70)
「三男(みつお)先生」と呼ばれて慕われてきた福島県いわき市の佐藤三男さん(70)は、小学校の教師を38年間務めました。「子どもたちを再び戦場に送らない」と、戦後民主教育の先頭に立ってきました。 「子ども
吉田調書が語るもの(17)・・事故対応の体制、人が少なかった
-AM(アクシデントマネジメント、事故対応策)の体制的なことだが、運転員がいて、その支援組織として、本部と情報班、技術班、保安班、復旧班、発電班がある。 「その前から、トラブルだとか体制はありましたから
吉田調書が語るもの(16)・・通信連絡、すごくいらいら
※全電源喪失した3月11日夕方以降、福島第1原発で連絡手段として頻繁に使われていたPHS(簡易型携帯電話)が次つぎと使用不能になりました。 ─命令を出して中央制御室(中央操作室)から情報が来るのに、どれ
「再稼働反対」を唱和・・札幌 全道から集会に3500人
札幌市の大通公園で10月4日、「原発いらない」の一点で幅広い勢力が共同する「ストップ再稼働!・さようなら原発北海道集会」が開かれました。雨が激しく降りつける中、貸し切りバスを出すなど、全道各地から3500人が参加し、「
最大津波26メートル・・福島第1想定 & 浜岡5号機の点検1年延長
東京電力は10月3日、福島第1原発に今後襲来する恐れのある津波の高さを厳しく見積もった場合、最大26・3メートルになるとの想定をまとめました。また、地震の揺れの強さについても従来の最大600ガルから900ガルに1・5倍