「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団は1月20日午後1時30分から福島県文化センターで東京電力に翻弄(ほんろう)された4世代の家族を描いた映画「あいときぼうのまち」を上映します。入場は無料で、原告団だけでなく一般市民にも広く鑑賞を呼びかけています。
映画は福島県二本松市出身の菅乃広さんが監督。上映後に脚本を担当した井上淳一さんのトークショーがあります。
生業訴訟はこの日第10回口頭弁論が行われ、法廷では専門家の証人尋問が行われます。
原告団の服部浩幸事務局長は「東京電力を実名にして国の原子力政策に振り回された福島県民の苦悩を訴えかけた心に深くのこる映画です。上映会を機会に私たちの訴訟についても理解していただければ幸いです」と話しています。
問い合わせは原告団事務局。電話0243(24)9650。
(「しんぶん赤旗」2015年1月19日より転載)