「川内原発 火山審査―何が問題か」(中)規則性は見かけ上・・静岡大 小山真人教授(火山学)に聞く

誤差を考えず  小山 九州電力の議論には、噴火年代と噴出量の誤差が考慮されておらず、階段図の噴出量が500立方キロ程度にそろっていることも不自然です。特に、噴出量は誤差が大きく、推定の仕方によってかなり差が出るのです。ど

「川内原発 火山審査—何が問題か」(上) あいまいで恣意的になる・・静岡大学 小山真人教授(火山学)に聞く

   全国の原発再稼働の突破口として再稼働の手続きがすすめられている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)への火山の影響が、懸念されています。規制基準に「適合した」とお墨付きを与えた原子力規制委員会

南相馬344人 東電を提訴・・慰謝料増額など請求 & 低レベル廃棄物 検討会の設置案・・規制委押し返す

 東京電力福島第1原発事故で避難指示区域に指定された福島県南相馬市小高区の住民ら344人が12月19日、東電を相手に慰謝料の増額などを求めて東京地裁に提訴しました。  訴状によると、住民側は①故郷を失った慰謝料として1人