公害被害者の団体や支援する弁護団、労働組合、女性団体などでつくる公害・地球環境問題懇談会は5月22日、国会内で集会を開き、「原発ゼロと温暖化対策の着実な実行を求める署名」1万7286人分を衆参議長に提出しました。
署名は、▽原発ゼロを方針にする。温室効果ガスは2030年に「90年比で50%以上削減」を公約する▽大規模排出事業所への規制、石炭火力発電所を新設せず、段階的に停止する▽再生可能エネルギー、熱エネルギーの普及などを求めています。
新日本婦人の会の児玉紀子中央委員は、「原発再稼働反対の運動と結んで昨年秋から全国で取り組みました。学びつつ広げたい」と話しました。日本共産党の島津幸広衆院議員があいさつしました。
全国公害被害者総行動実行委員会、全国公害弁護団連絡会議が共催しました。
(「しんぶん赤旗」2015年5月23日より転載)