東京電力福島第1原発の多核種除去設備(アルプス)で処理した汚染水の約8割にトリチウム(3重水素)以外の放射性物質が国の放出基準(告示濃度限度)を超えて残っている問題で、処分方法を議論している国の小委員会が1日、東京都内
原発
巨大噴火の危険想定・・「社会通念」で、というが
陽子 広島高裁が、伊方原発の運転差し止めを命じた去年12月の決定を取り消したけど、どういうことなの? みどり 決定文を読んでみたの。原子力規制委員会が原発審査で使う「火山ガイド」について、火山の噴火の時期や程度を相当
生業訴訟控訴審の焦点 賠償額と対象者増やして・・原告弁護団事務局長 馬奈木厳太郎弁護士に聞く
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の控訴審が10月1日、仙台高裁で始まります。原告弁護団事務局長の馬奈木厳太郎弁護士に「仙台高裁で問われる」ことについて聞きました。(菅野尚夫) 原状回復求める ―昨
伊方原発再稼働に反対・・愛媛・現地集会 「廃炉までがんばる」
愛媛県の「伊方から原発をなくす会」は9月30日、四国電力の伊方原発3号機(伊方町)の再稼働に反対する現地集会を同原発ゲート前と八幡浜市で開きました。台風24号による悪天候の下、県内外から約30人が参加しました。 四国
伊方原発不当決定・・「安全神話」で再稼働許されぬ
四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐって、周辺住民が運転差し止めを求めていた仮処分で、広島高裁と大分地裁が再稼働を認める決定を出しました。大きな争点となった火山噴火のリスクについては、根拠も示さずに同原発に及
福島原発 汚染水処理後も8割基準超・・東電、遅れた公表 「コントロール不能」露呈
福島第1原発では、炉心の冷却などで高濃度の放射能汚染水が発生しています。東電は、この汚染水を、放射性物質の濃度を下げる装置「ALPS(アルプス)」に通すことで、トリチウム以外の62種類の放射性物質濃度を除去できると説明
JCO臨界事故忘れない・・茨城・東海村で集会
1999年に茨城県東海村の核燃料加工会社「JCO」で起きた臨界事故をはじめとした原子力事故について考える「JCO臨界事故を忘れない、原子力事故を繰り返させない9・30茨城集会」が9月29日、同村内で開かれました。同集会
原発ゼロ基本法制定へ 大阪・・たつみ氏招き学習・討論会
4野党(立憲民主党、日本共産党、自由党、社会民主党)が共同提案した「原発ゼロ基本法案」を学び、成立へ運動を進めようと9月29日、大阪市中央区で学習・討論会が開かれ62人が参加しました。主催は、原発をなくし・自然エネルギ
大分地裁 伊方原発差し止め却下・・「司法は屈した」住民怒り
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐり、大分地裁(佐藤重憲裁判長)は28日、大分県の住民4人が運転差し止めを求めた仮処分の申し立てを却下しました。 伊方原発から約130キロ離れた阿蘇山(熊本県)の噴火リスク、
「伊方廃炉」声響く・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は28日、首相官邸前抗議を行いました。大分地裁が、四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを求める仮処分申請を却下したこの日、参加者はプラカードなどを手に「再稼働反対」「伊方原発そのまま廃炉」と声
福島・浪江 家屋など現地検証・・津島原発訴訟で裁判長ら
東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国と東京電力に原状回復と完全賠償を求めた「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」(今野秀則・原告団長)の現地検証が27日から始まりました。28日
「被災原発」の検証必要・・規制委に 塩川氏と茨城の市民団体
東日本大震災で津波に襲われ浸水した「被災原発」である日本原子力発電(日本原電)の東海第2原発(茨城県東海村)の被災の検証をめぐり、日本共産党の塩川鉄也衆院議員と「茨城原発を考える会」は27日、原子力規制委員会(規制委)
火山ガイド見直し示唆・・原子力規制委 巨大噴火軽視の懸念
原子力規制委員会の更田豊志委員長は9月26日の定例会見で、火山活動が原発に与える影響を評価する審査の手引きである「火山影響評価ガイド」について見直しを示唆しました。 広島高裁は、伊方原発3号機の運転差し止めの仮処分を
北海道地震3週間 全道停電で観光に打撃・・発電所の耐震強度「知らなかった」知事に道民怒る
北海道地震(9月6日)から3週間。引き起こされた全域停電(ブラックアウト)は、揺れの被害は大きくなかった道南の温泉地の観光にも重大な被害をもたらしました。登別市も、主要産業がいまも影響を受けています。(高橋拓丸) あ
東海第2に「適合」判断・・規制委 被災・老朽原発「危険」の声
原子力規制委員会は26日、日本原子力発電(原電)東海第2原発(茨城県東海村)について再稼働に必要な新規制基準に適合するとの審査書を正式決定しました。基準適合は8原発15基目で東日本大震災で被災した原発では初めて。規制委
東海第2原発審査・・再稼働の推進でなく廃炉こそ
原子力規制委員会は、日本原子力発電(日本原電)の東海第2原発(茨城県東海村)について、「安全対策」で新規制基準を満たしたとする審査書を決定しました。同原発は、東日本大震災の際、地震や津波で外部電源を失うなど重大事故寸前
東海第2・・「適合」決定に抗議
原子力規制委員会が9月26日、日本原子力発電(原電)東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に必要な新規制基準に適合するとの審査書を正式に決定したことに、地元の市民団体や日本共産党県委員会・県議団は「再稼働を認めるわけには
東海第2原発 タンカー衝突対策なし・・取水口壊れ炉心溶融の恐れ
11月末に運転40年を迎える老朽原発・日本原子力発電(原電)東海第2原発(茨城県東海村)について、原子力規制委員会は26日にも新規制基準に「合格」したとの審査書を決定しようとしています。ところが、台風21号などの災害か
「東電・国は責任とって」 福島・双葉病院・・東電公判 遺族の調書読み上げ
東京電力福島第1原発事故で、業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人の公判は今月、事故後に死亡した双葉病院(福島県大熊町)の入院患者らをめぐって、元医師や看護師、職員が証言(既報)するとともに、遺族の調書が読み上
原発ゼロの政権世論でつくろう・・基本法案実現考える 宇4野党共同提出は画期的/札幌で学習会
原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は9月18日夜、「原発ゼロ基本法案」実現への道を考える講演会を札幌市で開きました。日本共産党中央委員会学術・文化委員会の鈴木剛氏が講演し、熱心に学びました。 東日本大震災