全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月26日、総会を東京都内で開きました。
▽野党が共同提出した「原発ゼロ基本法」制定を求める国民的大運動を広げる▽「福島を忘れない 3・9全国集会」を成功させ、原発再稼働を許さず、原発ゼロの日本をめざす取り組みを進める▽福島原発事故被害者の訴訟への支援、住宅保障を求める行動に取り組む▽「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす3000万人統一署名」―との方針を確認しました。
運営委員会の木下興氏(全日本民医連)が議案提案と活動報告を行いました。木下氏は、幅広い市民団体との共同が広がり、原発を「ベースロード電源」とするエネルギー基本計画見直しの署名と、それぞれが集めてきた署名を合同で提出したと報告しました。
野党4党が共同提出した「原発ゼロ基本法案」の実現を求める集会を「さようなら!原発1000万人アクション」と開き共同が大きく広がったと述べ、原発ゼロ基本法制定を統一地方選挙と参院選の争点として押し上げていこうと呼びかけました。
全日本民医連の岸本啓介事務局長が閉会あいさつし、「市民のみなさんとの共同を進め、原発ゼロへ向けた次の一歩を踏み出す年にしよう」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2019年1月29日より転載)