首都圏反原発連合(反原連)は1月25日、首相官邸前抗議を行いました。安倍政権が進めてきた原発輸出計画が次々と破綻する一方、安倍政権や財界は国内の原発の再稼働や老朽原発の運転延長に突き進んでいます。参加者は「原発輸出もうあきらめろ」「再稼働反対」の声をあげました。
国会正門前では、「こんにちは しぜんエネルギー」の手作りのキャンドルが掲げられました。
さいたま市の男性(50)は「再稼働も輸出も論外です。廃炉だけではなく、放射性廃棄物や使用済み核燃料の処理など未確立で、費用もどんどん増えていくと思う。再稼働はきっぱりやめて、廃炉へと一歩踏み出すべきです」と語りました。
この日、480人(主催者発表)が参加。日本共産党の藤野保史衆院議員が国会正門前でスピーチし、通常国会で野党が共同提出した「原発ゼロ基本法案」の審議入りに力を尽くすと述べるとともに「今年を安倍政権にサヨナラし、原発ゼロ元年にするため奮闘する」と表明しました。
(「しんぶん赤旗」2019年1月26日より転載)