1986年に旧ソ連(現ウクライナ)で発生したチェルノブイリ原発事故についての講演会が5月13日、福井市の福井大文京キャンパスで開かれた。昨秋(2016年秋)に現地を視察した原発問題住民運動県連絡会の山本雅彦さん(敦賀市
その他
せめぎ合う司法での闘い・・3つの原発関連裁判から見えてくるもの(「週刊京都民報」2017年5月14日より)
〈寄稿〉京都脱原発訴訟弁護団 大河原壽貴 ■役割放棄する高裁不当決定 本年(2017年)3月、原発をめぐる裁判で3つの判決・決定が立て続けに出されました。1つ目は3月17日、福島第一原発事故による被害者が国と東京電力を
釜山の原発事故で試算 韓国専門家・・日本2830万人避難も
東京電力福島第1原発事故を踏まえ、韓国の原子力の専門家が5月20日までに、韓国の原発で使用済み核燃料の火災を伴う事故が起きた場合の被害規模を試算した。気象次第で放射性物質が日本の広範囲に飛来し韓国以上の甚大な被害が出て
高浜、大飯地域原子力防災訓練 初めての県外広域避難も・・住民2団体が県へ申入
内閣府、福井、滋賀、京都3府県および関西広域連合は8月15日、初めての県外への広域避難を含む「平成28年度高浜・大飯地域における原子力防災訓練」の内容について発表しました。 それによれば、27日に高浜原発(福井県高浜
原発地震想定・・過小評価 元規制委員の島崎氏指摘 & 高浜1、2号の運転延長・・関電 補正書提出、合格へ
原発地震想定・・過小評価 元規制委員の島崎氏指摘 原子力規制委員会の委員当時に地震や津波関係の審査を担当した島崎邦彦・東京大名誉教授(地震学)は6月13日、原発の基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)の算出に使う一部の
40年に風力と太陽光で4割超・・世界の発電能力、民間機関予測
世界の太陽光と風力発電が今後急拡大し、2040年には世界の発電能力の42%を占めるとの予測を民間調査機関「ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス」(BNEF)が6月13日、発表した。日本も家庭用の太陽光発電など
美浜町でシンポジウム「原発のない町へ」・・町内外から約300人が参加/集会・パレード
関西電力美浜原発が立地する福井県美浜町で、「美浜を原発のない町へ!原発のない町づくりを考えよう」と題した講演会と同原発の廃炉炉を求めるパレード(実行委員会の主催、筆頭代表委員・河本猛美浜町議)が6月11日で開かれ、約3
関電の活断層調査の杜撰さ指摘・・原発運転差し止め訴訟 第11回口頭弁論/大津地裁
関西電力の、11基全ての原発(福井県高浜町、おおい町、美浜町)の再稼働禁止及び運転差し止めを求めた訴訟(大津地裁・山本善彦裁判長)の第11回口頭弁論が6月10日開かれました。原告側と被告側の弁護士らが準備書面の内容を説
トリチウム処分 「海洋放出案」で地元反発・・議論難航、政府の検討会
東京電力福島第1原発の汚染水対策で、浄化処理しても取り除けない放射性物質「トリチウム」の処分方法を議論する政府の検討会が、最も安くて時間のかからない方法として「海洋放出」を挙げたことに、漁業関係者を中心に地元が強く反発
大飯原発訴訟 “私の指摘の射程は及ぶ”・・規制委の前委員長代理が地震過小評価の可能性指摘
大飯原発(福井県おおい町)の差止請求を認めた大飯原発差止訴訟の控訴審(名古屋高裁金沢支部・内藤正之裁判長)の第8回口頭弁論が6月8日開かれ、原告側から相談支援専門員の小松崎栄さんが意見陳述し、甫守一樹・鹿島啓一両弁護士
もんじゅ訴訟 第2回口頭弁論・・“安全性を全く確保できていない”と原告/東京地裁
原子力規制委員会から運営主体の交代を勧告された日本原子力研究開発機構・高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の設置許可取り消し(主位的請求)と、同許可処分の無効確認(予備的請求)を求め、福井県民など105人が規制委を相
高浜3、4号報告書「県専門委は再考を」・・科学者会議福井支部が要請
日本科学者会議福井支部は5月17日、関西電力高浜原発3、4号機の安全性を検証した県原子力安全専門委員会の報告書に多くの問題があるとして、報告書を再検討するよう申し入れました。 県専門委は昨年(2015年)12月、2基
大津地裁 高浜原発の異議審・・関電 新たな証拠提出せず早期結審/大阪高裁で判断狙いか
高浜原発3、4号機(福井県高浜町)について、「事故の対策などについて、説明が尽くされていない」として運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定(2016年3月9日・山本善彦・裁判長)を不服として、関西電力が申し立てた異議
チェルノブイリあす30年 原発事故また起こりうる・・推進の自国批判
【モスクワ=時事】2015年ノーベル文学賞を受賞したベラルーシの女性作家・ジャーナリスト、スベトラーナ・アレクシエービッチさん(67)は、4月26日の旧ソ連チェルノブイリ原発事故30年を前に、英BBC放送のインタビュー
熊本地震が示した原発避難計画 “逃げ道ない”・・川内原発 運転停止を
『原発避難計画の検証』の著書がある環境経済研究所代表の上岡直見さんは、道路などが寸断された熊本地震に関連し、全国で唯一運転している九州電力の川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の避難計画が、「非現実的なことが改めて示された」
熊本地震 何が起きている?・・震源浅く「横ずれ」断層型、佐田岬半島付近に新たな力
熊本県や大分県ではかつてない回数の地震が続いて被害が広がり、多くの人々が避難を余儀なくされています。どのようなことが起こっているのでしょうか。 Q 今回の地震の特徴は? 震源が浅く強い揺れ A 前震とされる4月14日の
高浜原発1、2号機「適合」 ・・規制委 40年超の原発で初
原子力規制委員会は4月20日、40年を超える運転延長を申請している関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)が新規制基準に適合しているとする審査書を了承し、設置変更申請を許可しました。規制委が、40年を超える運転延長を
断層帯の延長線に懸念・・活発な地震続く 警戒 & 熊本・益城 分岐断層を発見
断層帯の延長線に懸念・・活発な地震続く 警戒 熊本県阿蘇地方で4月18日午後8時41分にマグニチュード(M)5・8、最大震度5強の地震が発生したことを受け、気象庁の青木元・地震津波監視課長は同日夜記者会見し、「周囲の状
“断層延長線上”の地震も・・防災関連学会 専門家が指摘 & 農地に出現した2メートルずれた断層
“断層延長線上”の地震も・・防災関連学会 専門家が指摘 熊本県と大分県を中心に相次いでいる地震について、防災関係の学会の代表が一堂に会して4月18日、東京都内で記者会見しました。地震が起こっている断層の延長線上でさらに
M7.3 布田川断層帯動く・・地震調査委 従来より長いと推定/断層帯長さ27キロずれ/同規模地震、続く恐れ
政府の地震調査委員会は4月17日、熊本県熊本地方で16日未明に起きた阪神大震災級のマグニチュード(M)7・3の地震は、布田川(ふたがわ)断層帯の布田川区間が活動したことによるという評価をまとめました。 布田川区間は従