日本共産党嶺南地区委員会 > その他 > 関電の活断層調査の杜撰さ指摘・・原発運転差し止め訴訟 第11回口頭弁論/大津地裁

関電の活断層調査の杜撰さ指摘・・原発運転差し止め訴訟 第11回口頭弁論/大津地裁

裁判後の報告集会で発言する、井戸謙一弁護団長(6月10日、大津市 写真=山本雅彦
裁判後の報告集会で発言する、井戸謙一弁護団長(6月10日、大津市)  写真=山本雅彦

 関西電力の、11基全ての原発(福井県高浜町、おおい町、美浜町)の再稼働禁止及び運転差し止めを求めた訴訟(大津地裁・山本善彦裁判長)の第11回口頭弁論が6月10日開かれました。原告側と被告側の弁護士らが準備書面の内容を説明。関電側は、法廷で口頭による説明を約20分行うなど、これまでにない異例の対応をしました。

 原告側の井戸謙一弁護士らは、高浜原発1、2号機と美浜原発3号機は老朽化しており動かすべきではないこと、大飯原発直近の上林川断層の北端が、おおい町笹谷まで延びているとする関電自ら行った調査の論文を示し、関電が同断層はおおい町まで延びていないとする調査結果の杜撰さを指摘しました。

 裁判後に開かれた報告集会で井戸弁護団長は、「関電の訴訟対応は従来と比べて変化している。従来の対応では勝てないという総括によるものだろう」と話しました。また井戸弁護団長は、高浜原発運転差し止め仮処分の決定(3月9日、大津地裁)を不服として関電が同決定の効力を一時的に止める執行停止について、同地裁は決定を17日に出すと通知してきたと報告しました。

 次回の期日9月30日、次々回は来年1月17日と決まりました。

(2016年6月11日、山本雅彦)