経産省エネ審議を傍聴して・・電源構成、国民的議論を WWFジャパン・山岸尚之さんに聞く

 今後の日本のエネルギー政策について1月30日、経済産業省の審議会(長期エネルギー需給見通し小委員会)で議論が始まりました(31日付既報)。2030年時点で国内の電力を何でまかなうか、原子力、火力、再生可能エネルギーなど

原発ゼロ 共同広く・・原発をなくす全国連絡会が総会 & 安倍首相 原発事故を軽視 ・・「長々と話す時間ない」

 全労連や全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月29日、東京都内で第3回総会を開きました。九州電力川内原発を突破口に再稼働に突き進む安倍晋三政権に対し、「再稼働反対」「原発ゼロ」の国民的共同をさらに前進

国に2度裏切られて㊦・・11人家族、中国から生還3人 福島県浪江町津島の避難者 大内孝夫さん(82)

 大内孝夫さん(82)も、福島県旧新殿(にいどの)村(現二本松市)から中国黒竜江省訥河(のうほう)県下学田に満蒙開拓団として入植した体験を持ちます。  11人家族で『満州』(中国東北部)に行き、生きて帰れたのは3人だけで

廃炉ごみ処分で規割麦が初会合・・1年かけて議論 & 中電 使用済み燃料の乾式貯蔵を申請

 原発などを廃炉にした際に出る放射性廃棄物のうち、放射能レベルが高い「L1」と呼ばれるごみについて、地中埋設処分する際の基準を議論する原子力規制委員会の検討会の初会合が1月26日、開かれました。約1年かけて議論し、骨子を

無責任な国の事故軽視、諸外国から大きな遅れ・・福島原発・生業訴訟 元中央大教授・舘野淳氏の証言から

 「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟は、東京電力と国を被告として、原発事故の法的責任を明らかにすることを裁判の目的の一つにしています。福島地裁で1月20日に開かれた第10回口頭弁論で、核燃料化学が専門の

水素爆発防止できるのか 川内・高浜両原発・・新規制基準すら満たさず/旧原子力安全委 元技術参与・滝谷紘一さん

 原子力規制委員会が、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)1、2号機について、規制基準に適合したとする審査書を決めたことに続いて、関西電力高浜原発3、4号機についても規制基準に適合したとする、「審査書案」を示しました