東京電力福島第1原発事故で被災者となった福島県いわき市の市民1512人が東京電力と国を相手取り、原状回復と完全賠償(請求額合計約27億円)を求めている、いわき市民訴訟(伊東達也原告団長)の判決(昨年10月結審)が26日
福島第1 1号機 注水量増やす・・2月の地震以降 水位低下
福島県沖で先月発生した震度6強の地震後から福島第1原発1号機原子炉格納容器の水位が低下している問題で、東京電力は22日午後10時42分ごろ、注水量を毎時3トンから同4トンに増やしました。 東電によると、2月13日に発
原発再稼働反対 野党連合政権を・・福井でかねもと比例候補
かねもと幸枝衆院北陸信越比例候補(福井1区重複)と、佐藤正雄福井県議は22日、福井市でそろって街頭宣伝しました。(写真) 県民の理解が得られていない老朽原発の再稼働に反対と強調、総選挙では原発ゼロ基本法制定めざす野党
2021とくほう・特報 福島 帰還困難区域のいま・・過酷事故10年 帰れない 原発ゼロへの転換こそ被害に向き合う政治
国策ですすめた原発=東京電力福島第1原発の過酷事故から10年。依然として放射能で汚染された広大な「帰還困難区域」が残る現実は、日本のエネルギー政策の転換を求めているといえます。「帰還困難区域」のいまと、連帯して「原発ゼ
原発のない福島を! 県民大集会 ネット配信も
東日本大震災・原発事故の翌年、2012年から毎年開催(昨年は新型コロナで中止)してきた「原発のない福島を!県民大集会」が21日、福島市で開かれ、集会アピールを採択しました。集会はコロナの影響で規模を制限し、ネットで生配
福島に生きる いわき市労連事務局長 菅家新さん(69) 原発労働者を守れ
福島県いわき市労働組合総連合事務局長の菅家新さん(69)は、東京電力福島第1原発事故のあった2011年3月は、県立高校の教師でした。 ■生徒の声に衝撃 放射能の影響を恐れて、「先生、私結婚できないよね」「私、もう子ど
東海第2 運転差し止め判決要旨 水戸地裁
日本原子力発電東海第2原発の運転差し止めを命じた水戸地裁判決は以下の通り。 【主文】 日本原子力発電は、東海第2発電所の原子炉を運転してはならない。 【判決理由の要旨】 周辺住民に大きなリスク源となる発電用原子炉施
東海第2廃炉まで・・水戸地裁差し止め判決に歓喜 396回目の市民行動
「正義の判決」「これからもあきらめない」―。水戸市の日本原電茨城事務所前で19日夕、東海第2原発(茨城県東海村)の廃炉をめざす396回目の「原電いばらき抗議アクション」が取り組まれ、約30人の参加者が水戸地裁の同原発運
主張 東海第2 地裁判決・・安全置き去り再稼働許されぬ
日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めを命じる判決が水戸地裁で出されました。判決は、原発事故が起きた際、「実現可能な避難計画が整えられていると言うにはほど遠い」と指摘しました。 同原発の30キロ圏
全国の原発 運転条件なし・・東海第2差し止め 田村政策委員長が指摘
日本共産党の田村智子政策委員長は3月19日、国会内で記者会見し、水戸地裁が日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の運転を差し止める判決を出したことについて、「非常に画期的だ。この判決に照らせば、全国の原発が再稼働で
東海第2は廃炉に・・首相官邸前で反原連が抗議
首都圏反原発連合(反原連)は19日、399回目の首相官邸前抗議を行いました。 水戸地裁が18日、日本原子力発電の東海第2原発(茨城県)の運転差し止めを命じました。首都圏にあり、30キロ圏内に94万人が住む同原発。判決
茨城 東海第2差し止め 歓迎の声
日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めを命じた水戸地裁の画期的判決(18日)を受けて、関係者のコメントを紹介します。 原発推進の国策問う判決 元東海村長 村上達也さん 人口が極めて多い場所での広域避
解説 東海第2差し止め判決・・人口密集地 避難容易でない
「東海第2発電所の原子炉を運転してはならない」―。判決が言い渡された瞬間、法廷内は安堵(あんど)の雰囲気に包まれました。 提訴から8年半。首都圏唯一の原発に運転の差し止めを命じる画期的な判決が下されました。 水戸地
首都圏 命にかかわる・・東海第2差し止め判決 「福島に報いた」
「勝ったー。私たちが頑張ったからよ」。30キロ圏内に全国の原発で最多の94万人を抱える日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めの判決が下された18日、水戸地裁前は歓声に包まれました。 地裁前に詰め掛け
安全性より収益重視・・武田氏 柏崎刈羽で東電批判 & 再稼働ありき やめよ・・藤野氏 許可取り消し求める
安全性より収益重視・・武田氏 柏崎刈羽で東電批判 参院予算委 日本共産党の武田良介議員は18日の参院予算委員会で、東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)で侵入検知に関する核防護設備を損傷させていた問題について、原子力規制委員
東海第2 運転差し止め・・水戸地裁「防災極めて不十分」
日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)をめぐり、茨城県などの住民ら224人が原電を相手取り運転の差し止めを求めた訴訟で18日、水戸地裁の前田英子裁判長は「人格権侵害の具体的危険がある」と述べ、運転の差し止めを命じる
火山灰厚2倍超 福井3原発適合・・規制委審査書案
原子力規制委員会は17日、関西電力の福井県にある3原発で想定される火山灰の厚さに関して、これまでの想定の2倍以上となる新たな評価と対策について新規制基準に適合しているとする審査書案を了承しました。新たな想定では火山灰の
「東電に資格・能力ない」・・柏崎刈羽原発 地元の声
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発における核物質防護設備の機能の一部喪失事案について、原子力規制委員会が重要度・深刻度とも最も深刻な状態であると暫定評価したことを受け、地元からは、東電に「原発を動かす適格性」があるのか厳しい
核ごみ持ち込ませない・・北海道 黒松内町で条例可決
北海道後志(しりべし)管内の黒松内町議会は16日の本会議で、「町に放射性物質等を持ち込ませない条例」を賛成多数で可決しました。 隣接する寿都(すっつ)町と、神恵内(かもえない)村が昨年11月、原発から出る高レベル放射
原発運転 資格あるのか 参院予算委 井上氏が東電批判
日本共産党の井上哲士議員は17日の参院予算委員会で、東京電力柏崎刈羽原発でテロ目的などの不正な侵入を防ぐ装置が昨年3月以降、故障し続けていた問題を取り上げ、東電に対し「原発を運転する資格そのものが問われている」と厳しく