運転開始から11月で30年になる東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)について、30年を超える運転に必要な「長期施設管理計画」の認可を受けるための東電の申請書に30件の誤りがあることが、17日の原子力規制委員会の審査会合で明らかになりました。規制委事務局の原子力規制庁の担当者は「補正がないと審査ができない」と指摘し、速やかな補正申請の提出を求めました。
東電は同日の審査会合で申請内容の概略を説明。社長名を書くところを発電所長名にするなどの誤記で修正が必要なものは15件、記載を変更・追記するものが12件、基準の判断に影響があるものが3件で、計30件に上りました。
6号機は今年1月に再稼働。運転開始から30年になる今年11月7日までに計画が認可されなければ運転できなくなります。規制委は審査期間について申請から認可まで1年としています。しかし、東電が申請したのは昨年12月末で、期限まで約10カ月。
17日の会合では、申請が遅れたことや申請書に多数の誤りがあるため、規制庁から「どう審査していいのか、見えていない状態」「審査基準すら理解が足りていないのではないかと思わせる申請」との指摘が相次ぎ、「東電の希望の日に認可が出せるかどうか確認が持てない」と述べる場面もありました。
東電の担当者は「社長を含めて重く受け止めている」と述べました。
(「しんぶん赤旗」2026年2月19日より転載)