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原発再稼働ノーと1500人・・北海道岩内

13-10-06tomari北海道電力泊原発(泊村)を対岸にのぞむ岩内町で10月5日、「STOP泊原発の再稼働!さようなら原発北海道集会inいわない」が開催されました。主催は、安保破棄北海道実行委員会も加わる「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会で、会場のフェリー埠頭(ふとう)緑地に全道各地から1500人が参加しました。

呼びかけ人の小野有五北海道大学名誉教授と麻田信二道生協連会長があいさつをしました。
小野氏は「事故が起きれば、泊原発の放射能は全道に広がります」と危険を訴えました。元道副知事でもある麻田氏が「北海道は条例で『脱原発』を決めています。高橋はるみ知事は再稼働を認めてはいけません」と話すと、「そうだ」と拍手が起きました。

ジャーナリストの鎌田慧氏は「小泉元首相が『原発はやめよう』と言い始めました。大胆に運動を広げましょう」と激励しました。

泊原発と同様に再稼働申請をしている四国電力の伊方(いかた)原発(愛媛県)と関西電力の大飯(おおい)原発(福井県)の地元からも連帯のあいさつがありました。

参加者は泊原発に向かって、メッセージをつけた風船約1000個をいっせいに空に飛ばし、町の中心部にむけてデモ行進しました。

泊原発に向かって風船を飛ばす参加者=5日、北海道岩内町
泊原発に向かって風船を飛ばす参加者=5日、北海道岩内町

各地で大規模な行動計画

東京電力福島第1原発事故で放射能汚染水の海洋流出が続き、危機的事態にあるのに安倍晋三首相が原発推進・再稼働を進めようとするなか、原発に反対するたたかいが、大きなうねりとなっています。今月13日に東京で行われる「NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」を皮切りに、原発再稼働が狙われている原発立地地域で大規模な集会やデモが計画され、各地でもさまざまな行動が取り組まれます。

「10・13 NO NUKES DAY 原発ゼロ☆統一行動」は、原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合(反原連)、さようなら原発1000万人アクションの3グループが共同で開く原発ゼロの統一行動です。「全国の原発ゼロの声をひとつにし、さらなる圧力をかけてゆきます」と全国から参加を呼びかけています。

福島県では、11月2日に「なくせ! 原発 安心して住み続けられる福島を! 11・2ふくしま大集会」があります。「収束宣言」撤回、汚染水問題の解決、除染と完全賠償、県内の全原発廃炉を求める「オール福島」の大集会です。

玄海原発や川内原発がある九州では、11月10日に「さよなら原発! 11・10九州沖縄集会」が行われます。「原発再稼働を許さない」の思いで幅広く参加を呼びかけて、今月1日現在で呼びかけ人は233人、62団体に広がっています。2011年に開かれた「さよなら原発! 福岡1万人集会」の1万6000人を超える規模での成功をめざしています。

伊方原発のある愛媛では、12月1日に「NO NUKES えひめ」が開かれます。

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