首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションは7日、衆議院第1議員会館で記者会見し、10月13日の「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ) 原発ゼロ☆統一行動」の詳細を明らかにしました。
同行動は、東京電力福島第1原発の放射能汚染水流出が深刻化しているのに、原発再稼働・輸出に躍起になる安倍晋三政権に対し、原発に反対する個人や組織を結集して、政府に原発ゼロの決断を迫る全国規模の統一行動です。
記者会見したのは、反原連のミサオ・レッドウルフ、戸原貴子、全国連絡会の長瀬文雄、柿沼真利、1000万人アクションの藤本泰成、井上年弘の各氏。
戸原さんは「汚染水漏れや、15万人が避難生活をしている現状に対し、官邸前行動で不安や怒りの声が集まっています。こうした声をひとつにして、政府に圧力をかけたい」と語りました。
長瀬さんは「福島、福岡、愛媛をはじめ、各地で大規模な行動が計画され、国民の共同は大いに広がっています。13日を、その声を集める日にします」とのべました。
藤本さんは「福島原発事故は今もまったく収束していない。私たちは声をあげ続けて、国民大多数の意思である脱原発を実現していかなければなりません」とのべました。
当日の行動詳細
「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ) 原発ゼロ☆統一行動」の詳細は、次の通りです。
▽午後1~2時・日比谷公会堂で集会
作家の大江健三郎氏、医師の肥田舜太郎氏らの報告など。参加協力費500円、先着順定員2000人。
▽午後2時・日比谷公園霞門から巨大デモ
日比谷公園を出発し、霞が関の省庁を通って東京電力前を通過、再び同公園へ。
▽午後5~7時・国会正門前で大集会
超党派国会議員、再稼働申請が行われている原発立地地域の参加者、著名人、歌手らによるスピーチなど。
主催=首都圏反原発連合。共催=原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション。協力=脱原発世界会議、経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワーク。