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暮らしのはて?なぜ?・・ベクレルとシーベルトの違いは?

13-12-22jintai福島第1原発事故が発生して以後、放射線にかかわる単位「ベクレル」と「シーベルト」が、市民の日常生活や日々のニュースによく出てくるようになりました。

「○○市の空間線量率は1時間当たり(毎時)△△マイクロシーベルト」「○○県産の野菜○○の測定結果は1キログラム当たり△△ベクレル」「汚染水タンク周辺の地下水から1リットル当たり△△ベクレルのストロンチウム90を検出」・・。

ベクレルは放射性物質の放射能(放射線を出す能力)を表す単位。シーベルトは放射線によって人体が被ばくする程度、つまりどれだけダメージを受けるのかを表す単位です。

放射性物質は、放射線(アルファ線、ベータ線、ガンマ線)を放出して安定な原子核に変化します。これを放射性崩壊と呼びます。一定量の放射性物質があるとき、その放射能を1秒間に崩壊する原子核の数で△△ベクレルと表します。放射線を1秒当たり何回放射するか、と言い換えることもできます。放射性物質によって、放射線の種類やエネルギーが異なりますが、その違いは区別しません。

一方、シーベルトは、放射線の種類やエネルギーの違いを考慮した被ばく線量
を表します。

体外からの放射線による外部被ばくでは、透過力の強いガンマ線の影響が中心です。それにたいして体内に取り込んだ放射性物質による内部被ばくの場合、アルファ線やベータ線の影響が大きくなるほか、物質の種類によって特定の臓器に集まったり、体内にとどまる期間も異なるため評価の仕方は複雑です。

自然の放射線による被ばく線量は、世界平均では年間2・4ミリシーベルト、日本では平均して年間1・4ミリシーベルトです。一般住民の原発事故による追加被ばく線量について、国は、年間1ミリシーベルトを限度としています。

ある場所での放射線の強さ(空間線量率)は、その場所にいたときの1時間当たりの外部被ばく線量で表します。福島第1原発の排気筒で観測された毎時2万5000ミリシーベルトは、その場所に十数分間いるだけで死に至るという値です。

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