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島根2号機再稼働 市民ら抗議/ 老朽原発まだ固執 計画なし 命守れない 島根

島根原発2号機再稼働に抗議する人たち=鳥取市(ともに7日)

中国電力が7日午後、島根原発2号機(松江市)の原子炉を再稼働させたことに、地元の島根県と鳥取県では同日、日本共産党や市民団体が抗議の宣伝とともに、「老朽原発の運転はやめろ」「命を守れ」「こどもを守れ」と訴えました。

 立地自治体の松江市では、日本共産党の尾村利成県議、舟木健治、たちばなふみ両市議、樋野伸一、佐野みどり両市議候補、亀谷優子党県常任委員が中国電島根支社前で再稼働に対する抗議の宣伝を行いました。

 尾村県議は「県民は再稼働について理解と納得はしていない。30キロ圏内約45万人の命と安全を守る実効ある避難計画は未策定で、使用済み核燃料の処理方法も確立されていない」と訴え、再稼働の条件はないことを強調。「何よりも命と安全を守らなければなりません。みんなの力で『原発ゼロの島根』をつくっていこう」と呼びかけました。

 30キロ圏内自治体の安来、雲南、出雲の3市でも共産党議員が宣伝しました。

 原発ゼロをめざす島根の会がJR松江駅前で集会を開き、日本共産党の大平喜信元衆院議員が参加しました。出雲市でも抗議集会が開かれました。

(「しんぶん赤旗」2024年12月8日より転載)