鳥取県では、鳥取、倉吉、米子、境港の各市で抗議の集会が開かれました。
JR鳥取駅北口前では約40人が参加し、リレートーク。「えねみら・とっとり(エネルギーの未来を考える会)」の山中幸子共同代表は「福島原発事故から13年がたつが収束のめどは見込めない。島根原発2号機は運転開始から35年の老朽原発で運転は危険」と強調。「脱原発しょいやinとっとり」の田村真弓共同代表は「能登半島地震で志賀原発が稼働してなくてよかった。大地震と原発の大事故が重なったら大変だった」と述べました。
日本共産党の市谷知子県議は「大地震と原発事故が重なれば被ばくを避けることはできない。危険な原発を残すために再エネを犠牲にするのは本末転倒」と指摘。社民党鳥取県連合の米村正一幹事長は「福島原発事故で今もなお4万人が避難生活を余儀なくされている。原発を安全に運転することは技術的に不可能だ」と述べました。
参加者がシュプレヒコールし、「再稼働反対」「島根原発反対」「子どもを守れ」「命を守れ」と声を上げました。
(「しんぶん赤旗」2024年12月8日より転載)