日本共産党茨城県委員会は11日、県庁で記者会見し、2025年参院選の茨城選挙区に党県常任委員・政策委員長の高橋誠一郎氏(30)=新=を擁立すると発表しました。
高橋氏は、18歳(大学生)の時に党に入りました。卒業後に日本民主青年同盟の県委員会副委員長として活動。2018年から5年間、しんぶん赤旗県記者として、冤罪(えんざい)、不当解雇との闘いや東海第2原発などを取材してきました。衆院選では1区・比例重複候補としても奮闘しました。
記者会見で高橋氏は、日本一の人口密集地にあり、防潮堤の施工不良が明らかになった東海第2原発の廃炉へ「原発を止める選挙にしたい」と強調。「地震や津波など災害の多い日本に原発は必要ない。再生可能エネルギー先進県をめざしたい」と力説しました。
衆院選でもたくさんの若者と出会いました。「日々の仕事に追われ、低賃金で自由な時間が持てない若者、高い学費が払えずに進学や夢を諦める青年がいます」「軍事費に湯水のごとく使う税金を、福祉や教育に使う政治にしたい。誰もが幸せに生きる権利がある」と訴えました。
上野高志県委員長は、「党の躍進で自民党政治に代わる新しい政治の実現へ全力を尽くしたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2024年12月12日より転載)