東京電力と資源エネルギー庁は3月7日、福島県いわき市で地元漁業者の会合に出席し、福島第1原発で汚染される前の地下水をくみ上げ海に放出する計画について説明しました。計画は汚染水対策の一環。漁業者からは、地下水の放射性物質検
Articles from 2014
東日本大震災3年・・福島 残る被災そのままの姿/放射陛焼却灰 安全優先の行政を・・千葉地裁支部口頭弁論で住民

東日本大震災の大津波で被害を受け、東京電力福島第1原発の事故で避難を強いられた原発周辺の住民たち。被災から3年、いまだに深い傷痕が残っています。 (東日本大震災取材班) 福島県いわき市の飲食店経営の女性(54)は、
上から目線の復興モデル・・被災3県現状と課題 横田有史党宮城県議団長に聞く
震災から間もなく3年がたちますが、宮城県では、今でも3万6997戸、8万8006人(1月現在)の被災者が仮設住宅で暮らしています(ピーク時の約7割)。プレハブ仮設住宅だけで見ると、ピーク時の8割です。復興の一番の課題であ
東日本大震災3年・・福島の教育復興へ交流 教育団体がシンポ
福島県の市町村教育委員会、PTA連合会、福島大学などの教育団体がつくる「大震災後の福島県の教育復興を進める会」は3月8日、福島市で「福島の未来を創る」をテーマに第3回のシンポジウムを開きました。 三浦浩喜・福島大学教授は
「オール福島」の声大きく・・被災3県現状と課題 神山悦子党福島県議団長に聞く
東日本大震災・原発事故から間もなく3年になりますが、今もふるさとに戻れずにいる福島県民は約13万5千人、そのうち約4万8千人が県外に避難したままです。震災関連死は1660人余で直接死を上回っています。原発事故は収束どこ
岩手 水産業、復興へ歩む

東日本大震災の津波で岩手県の沿岸部も大きな被害を受けました。主要産業の水産業の設備再建や集団移転のための宅地造成など復興への歩みがみられます。 (東日本大震災取材班) 大船渡市では漁港が破壊され、漁船やカキの養殖い
再稼働黙ってられない・・京都市で集会とデモ
東日本大震災・福島原発事故から3年目を迎えるのを前に、京都から原発のない社会をめざし、原発再稼働反対をアピールしようと3月8日、京都市東山区の円山音楽堂で「バイバイ原発3・8きょうと」が行われました。主催は同実行委員会。
「福島に原発いらない」・・県内3市の集会に5300人

東京電力福島第1原発事故から3年を目前にした3月8日、「原発のない福島を! 県民大集会」が福島県郡山、福島、いわき3市を会場に開かれ、全国各地からの参加者も含めて5300人が集いました。 福島県労連や民主団体、日本共産党
上関原発建設撤回まで・・山口、7000人が集会

3月11日で、東京電力福島第1原発事故から3年になります。8日、被災地・福島や原発建設計画がある山口など全国各地で「原発ノー」や「原発のない社会を」と訴える行動がありました。原発再稼働に前のめりになる安倍政権を包囲する全
原発推進エネルギー基本計画、ここが問題・・月内決定狙う安倍政権、政府案撤回以外ない

安倍政権は原発推進を盛り込んだ「エネルギー基本計画」案の閣議決定を今月中にも狙っています。同案はなぜ撤回以外ないのか、改めて検証します。 ベースロード電源・・最悪の不安定電源 政府案は、原発を「重要なベースロード電源」と
原発ゼロの声 全国で・・各地の行動計画
東日本大震災・東電福島第1原発事故から11日で3年。この日を前後して各地でおこなわれる「原発ゼロ」「再稼働反対」の行動計画を紹介します。 北海道・東北 【北海道】札幌市・共済ホールで北海道集会とデモ(8日午前10時)。小
風力発電に注目 長い海岸線地の利/低コスト期待・・ベトナム

【ハノイ=松本眞志】 ベトナムで経済発展に伴って電力需要が高まり、風力発電などの再生可能エネルギーが注目を集めています。政府は電力不足を補うため、2014年に原子力発電を着工する予定でしたが、今年1月に「安全問題」を理由
津波想定が論点・・浜岡4号機審査/処理装置が再開・・福島第1
原発再稼働の前提となる規制基準への適合性審査で、原子力規制委員会は3月6日、審査会合を開き、中部電力浜岡原発4号機(静岡県)の審査上の主要な論点を示しました。規制委は中部電が示す地震や津波の想定について、予測の不確実性を
大飯3、4号機差し止め訴訟 地震想定の過小評価指摘・・福井地裁で原告
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対し、県内外の住民189人が運転差し止めを求めた裁判の第7回口頭弁論が3月5日、福井地裁(樋口英明裁判長)で聞かれました。 審理の焦点を、冷却機能の確保と使用済み核燃料プール
大震災3年・・定点観測

奇跡の一本松 岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」。海水により根が腐り、2012年枯死が確認されました。伐採され、幹には防腐処理などが施された後、レプリカの枝葉を取り付け13年7月に復活しました。 (写真=右側の上から11
大震災から3年 被災地は今②・・命綱の制度復活・拡充を/医療・介護費免除

「私、肺がんなの」。宮城県石巻市の仮設住宅に1人で暮らす女性(60)は、ポツリとつぶやきました。 津波で自宅を流され、働いていた居酒屋も倒産し失業。「震災前は、病院と無縁だったのに、仮設住まいで病気がちになって、1年前に
福島事故から3年 原発ゼロ行動・・46都道府県 160カ所超で計画
東京電力福島第1原発の事故から3年となる3月11日を中心に、各地で「原発ゼロ」「再稼働反対」などと訴える集会やデモ、宣伝・署名行動、講演会が計画されています。本紙が6日までに都道府県のネットワークを通じて調べたところ、4
東日本大震災3年 学生客にぎわう・・宮城・南三陸町の「さんさん商店街」

「なに食べようか」「やっぱり『キラキラ丼』でしょ」・・。2月25日でオープンから2年を迎えた宮城県南三陸町の仮設商店街「さんさん商店街」は、お昼どき、復興ボランティアの学生の団体客でにぎわっていました。 イクラなど海の幸
大震災から3年 被災地は今①・・住まい 仮設から出られない

多くの命を奪った大津波、大量の放射能を拡散した東京電力福島第1原発事故。未曽有の被害をもたらした東日本大震災から3月11日で3年。1000日以上を経ながらも、いまだに厳しい被災地の現状と課題を検証します。 (東日本大震災
子どもの体力、低下深刻・・被災地調べ

東日本大震災の被災地では、子どもの体力低下が深刻化しています。狭い仮校舎での生活やバス通学で体を動かす機会が減っており、教育関係者は手軽にできる運動を取り入れるなどして歯止めをかけようとしています。 岩手県が毎年実施して