米ウッズホール海洋研究所は4月6日、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の沿岸で2月に採取した海水から、東京電力福島第1原発事故で海洋に放出された放射性物質セシウムを検出したことを明らかにしました。 この海水サンプル
原発
未来のため 原発だめ・・福島県教職員組合いわき支部 坂井聡書記長(56)
東日本大震災と福島原発事故の救援・復興福島県共同センターの中核組織として活動する福島県教職員組合いわき支部の書記長を務める坂井聡さん(56)。「『3・11』後は自分の意識が変わった」といいます。 ■待っていられぬ 「
党躍進で“再稼働ストップ、廃炉を求める議席”を・・静岡・愛知で志位委員長が訴え
日本共産党の志位和夫委員長は4月4日、党県議席空白の静岡、愛知両県に入り、静岡市、浜松市、豊橋市の3カ所で「共産党県議を取り戻して、県民の声を議会に届ける議席をつくりましょう」と精力的に訴えました。 「戦争いや! 暴
「原発動かす必要ない」・・首相官邸前で行動
「1基も動いていない原発を動かす必要はどこにもない」。4月3日おこなわれた首相官邸前抗議行動で、東京都中野区の女性(42)が語りました。首都圏反原発連合(反原連)が呼びかけているこの行動には、1200人(主催者発表)が
原発避難訓練 3割だけ 文科省調査 30キロ圏内の幼小中高校・・計画策定 自治体任せ
原発からおおむね半径30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)にある小中学校や幼稚園など全国19道府県の2382校について、文部科学省が調べたところ、原発事故を想定した避難訓練を実施しているのは約32%の760校にとどま
福島第1 最大390万ベクレルを検出・・ALPS容器のたまり水 & 伊方原発、公開審査終了 & 福島第1の港湾、トリチウム過去最高
福島第1原発で汚染水の放射性物質を吸着する装置「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器上部に水がたまっていた問題で、東京電力は4月3日、水から高濃度の放射性物質が検出されたと発表しました。東電は廃液自体の漏えいでは
老朽原発初の審査・・規制委 高浜・美浜の3基
運転開始から40年前後になる関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)、美浜原発3号機(同県美浜町)について、原子力規制委員会は4月2日、原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査に入りました。40年前後の老朽原発
温室効果ガス排出削減の国別目標案・・米・EUなどが提出/世界5位排出国 日本は先送り
【ワシントン=島田峰隆】地球温暖化対策の新しい国際協定合意に向けて、4月1日までに6カ国と1地域が温室効果ガスの排出削減の国別目標案を国連に提出しました。国連気候変動枠組み条約事務局は、年末にパリで開く第21回締約国会
就労不能に賠償続けよ・・衆院委で高橋議員 国と東電の対応ただす
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は3月 2日の復興特別委員会で、東電福島第1原発事故に伴う避難生活で減収や失業状態になった人たちに支払われていた「就労不能損害」賠償の打ち切り問題について質問しました。 賠償打ち切りは昨
福島第1 ALPS用の廃液容器に水 & トリチウムが最高値を更新・・地下水バイパス
東京電力は3月2日、福島第1原発で汚染水の放射性物質を吸着して大幅に減らす装置「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器の上部に、水がたまっていたと発表しました。外部には漏れておらず、東電は放射性物質の有無や水がたま
原発比率めぐり自民調査会応酬・・電源構成提言で
自民党の原子力政策・需給問題等調査会(会長・額賀福志郎元財務相)は3月2日の会合で、原発などの「ベースロード電源」比率を現在の4割から6割に引き上げることを柱とした提言案をまとめました。会合では電源構成をめぐり激しくや
排水路中の水は、線量制限対象外・・規制委
東京電力福島第1原発で高濃度の放射能汚染水が排水路を通じて海に流出している問題で、原子力規制委員会は4月1日、敷地境界での年間の被ばく線量の制限値の推定に、排水路を流れる水に含まれる放射性物質を対象にしないことを確認し
火山監視の強化必要・・仁比氏「国民の命守れない」
日本共産党の仁比聡平議員は3月31日の参院災害対策特別委員会で、活火山の監視・観測体制の強化とともに、火山観測研究を担う人材の抜本増に国が取り組むよう求めました。 仁比氏は、昨年の御嶽山の噴火を踏まえ、観測体制の改善
再生エネ導入広げよ・・倉林議員 政府の「抑え込み」批判/参院経産委
日本共産党の倉林明子議員は3月26日の参院経済産業委員会で、原発再稼働を見込んで再生可能エネルギーの導入を抑え込んでいる政府の姿勢をただしました。 昨年、九州電力など電力5社が示した再生エネ買い取りの受け入れ可能量は
放射線データ 東電「全て公開」・・福島第1汚染雨水流出 &福島第1 IAEAが調査団派遣
東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された雨水が外洋に流出しているデータが公表されていなかった問題で、東電は3月30日、同原発の全ての放射線データを公開すると発表しました。公開を始める時期は明らかにしていません。
原発含めて6割以上・・エネ小委方針 委員から異論も &川内原発使用前検査
経済産業省は3月30日、2030年の電源構成(エネルギーミックス)を検討する長期エネルギー需給見通し少委員会(第5回)を開き、原発も含めた「ベースロード電源」で6割以上を確保する方針を示しました。 事務局は、安倍政権
原発なくしてこそ・・東京 大江健三郎氏ら講演
福島第1原発事故からの一日も早い復興を求めて3月28日夜、東京都内で講演会が開かれました。主催は「『さようなら原発』一千万署名市民の会」です。作家の大江健三郎さんらが講演し、参加者は原発に反対するプラカードを掲げてアピ
問われる福島第1原発の対策・・過去の浸水事故の教訓焦点に/福島・生業訴訟
3月24日に福島地裁で開かれた「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟第11回口頭弁論では、1991年に起きた東京電力福島第1原発1号機の海水配管の漏えい事故の教訓が焦点になりました。 91年の事故とは、
再生エネ 普及考える・・科学者会議国際シンポ
原発を廃止し、再生可能エネルギーをどう普及させるか―。横浜市内で3月28日、日本科学者会議の国際シンポジウムが開かれ、国内外の専門家や市民ら約80人が議論しました。シンポは27~29日まで、欧米で活動する「地球的責任の
高浜原発再稼働 住民の不安つのる避難計画・・参院予算委 倉林議員の追及
新たな「安全神話」をもとに原発再稼働に突き進む安倍政権。3月27日の参院予算委員会で日本共産党の倉林明子議員は、関西電力高浜原発の周辺住民の声を政府に突きつけ、「再稼働はきっぱりと中止すべきだ」と迫りました。 3、4