
ほぼ全域が東京電力福島第1原発から20キロ圏に入る福島県双葉郡楢葉(ならは)町。指定されていた「避難指示解除準備区域」は昨年(2015年)9月5日に解除されました。原発20キロ圏内の旧警戒区域での避難指示解除は3例目。
ほぼ全域が東京電力福島第1原発から20キロ圏に入る福島県双葉郡楢葉(ならは)町。指定されていた「避難指示解除準備区域」は昨年(2015年)9月5日に解除されました。原発20キロ圏内の旧警戒区域での避難指示解除は3例目。
【ベルリン=時事】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は3月7日、IAEA本部で記者会見し、発生から5年を迎える東京電力福島第1原発事故から「国際社会は多くの教訓を得た。日本を含め、どの国も原子力の安全について油
東日本大震災の被害を受けた岩手、宮城両県で水産業の再生が進みます。漁港などの施設が整備され、2015年の水揚げ量は、宮城が震災前の78%、岩手が67%まで戻りましたが、売上高の回復は鈍く、販路開拓という次の課題もはっき
仮設住宅から、ようやく災害公営住宅に移れる・・。夢の実現を目前に、引っ越し代金を捻出できないために希望を絶たれそうな被災者がいます。 宮城県南三陸町内の同じ仮設住宅団地に住む菅原治さん(67)と今野正さん(69)=と
高浜原発4号機(福井県高浜町)の度重なる事故を受け、日本共産党の近畿2府4県の参院選挙区候補は7日、高浜原発4号機の相次ぐ重大事故に強く抗議し、4号機の再稼働中止と3号機の運転停止を求めて関西電力に申し入れました。
東京電力福島第1原発事故から5年を前にシンポジウム「原発賠償の打ち切り問題と『人間の復興』に必要な支援を考える」が3月6日、福島県いわき市で開かれました。福島県弁護士会、仙台弁護士会、岩手弁護士会の主催。 福島県弁護
東京電力福島第1原発で事故対応に当たる作業員のうち、厚生労働省が白血病労災認定の基準の1つとする年間被ばく線量5ミリシーベルトを超えた人は、2016年1月末で延べ3万2000人余りとなったことが分かりました。原子炉内部
「三春」と言えば国の天然記念物に指定され樹齢1000年を超える「滝桜」が思い浮かびます。 ■桜が背中押した 福島県三春町に生まれ住む写真家、飛田晋秀さん(68)は東京電力福島第1原発事故の後、「滝桜のシャッターを切る
全国革新懇と福島県革新懇は3月6日、東京電力福島原発事故から5年を迎える被災地の現状や原発ゼロへの展望を考え合うシンポジウム「原発ゼロをめざして今、福島から―あの日から5年」を二本松市で開きました。全国から721人が参
住民参加の復興を・・福島大が名古屋でシンポ 福島大学は3月5日、東京電力福島第1原発事故から5年の福島を考えるシンポジウムを、共催した愛知大学の名古屋市車道キャンパスで開きました。 復興の研究と支援のために設立した福
原発ゼロの会・大阪(原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会)は3月5日、「なくせ原発!再稼働はんたい! 3・5大阪大集会」を大阪市北区の中央公会堂で行い、850人が参加しました。 集会終了後、パレードに繰り
仮設と住宅“二重生活”■損害賠償で格差が 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から5年、人間らしい生活と生業の全面的な回復をめざす復興と再生へ、いま何が必要か。「帰村宣言」から4年余の福島県双葉郡川内村の被災者の状況
宮城県では現在、被災者の医療費免除は被災3県で唯一、県が財政負担しないなかで、住民税非課税世帯の国民健康保険加入者に限定して行われています。しかし、2016年度からの国の支援継続が明示されず、継続する市町村と打ち切る市
2月26日に再稼働したばかりの関西電力高浜原発4号機(福井県)が、わずか3日後の29日に緊急停止、点検のため原子炉の温度を下げる「冷温停止」状態に入っています。トラブルの原因は不明で、改めて再稼働させるめ
再稼働したばかりの高浜原発が緊急停止し、原発の危険性が改めて浮き彫りになるなか、首都圏反原発連合(反原連)は3月4日夜、毎週金曜日の首相官邸前抗議行動を行いました。民意に逆らって再稼働に突き進む安倍晋三政権に、1000
日本共産党の倉林明子議員は3月4日の参院予算委員会で、関西電力高浜原発4号機(福井県)の連続トラブル問題を取り上げ、政府と原子力規制委員会の安全性に対する姿勢を厳しく批判し、再稼働中止の決断を迫りました。 高浜4号機
日本共産党の倉林明子議員は4日、参院予算委員会で、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が今世紀後半をめどに温室効果ガス排出ゼロを目指して合意した「パリ協定」に逆行するとして、石炭火力発電の増設を計画す
「こんなにかかるとは思わなかった。去年(2015年)には入居できる計画だったのに、完成が来年(17年)に延びたんだもの。夫とは『仮設住宅で死にたくないね』と話し合っている」 岩手県釜石市の大久保律子さん(70)は、災
北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)の1号機原子炉直下などを通る断層について、原子力規制委員会の専門家チームは3月3日、「活断層と解釈するのが合理的だ」とする評価書の最終案を了承しました。今後、細かな修正をへて規制
「いつも戦争法廃止の署名用紙を持って行動する人」。日本共産党員で、旧霊山(りょうぜん)町の町長だった大橋芳啓さんは、霊山町九条の会会長を務める菅野顕光(かんの・あきみつ)さん(77)をそう評します。 2002年に大橋