政府が、東京電力福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)について、地元自治体からの同意を再稼働申請の条件として義務付ける特例法の制定を検討していることが9月23日、明らかになりました。施行後3年間で地元同意を得られなければ
原発
井戸水位また地表超え・・港湾の放射能濃度は過去最高 福島第1

降雨が続いた影響で、東京電力福島第1原発の護岸近くで地下水位が再び上昇し、観測用の井戸の水位が9月23日午前7時に、地表面の約3センチ上に達しました。一方、隣接する港湾内の海水の放射能濃度が21日に過去最高となりました
“汚染水増、不安だ”・・官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は9月23日夜、首相官邸前抗議を行いました。東京電力福島第1原発で汚染水漏れなど危機的状況が続くなか、破たんした核燃料サイクルに固執し、原発再稼働に突き進む安倍晋三政権。駆けつけた参加者は、「
原発事故からの復興へ 住宅支援継続など国に要請・・共産党国会議員と福島県議団

日本共産党国会議員団と同福島県委員会、同福島県議団は9月23日、政府に対し、福島第1原発事故からの復興再生の課題について申し入れました。申し入れには党国会議員団福島チームの高橋千鶴子責任者(衆院議員)と岩渕友事務局長(
“臨時国会” 原発問題・・再稼働推進世論と矛盾/藤野保史衆院議員に聞く

——安倍政権は、原発再稼働を進め、2030年には発電電力量のうち20〜22%を原発で賄う思惑を持っていますが。 たたかいと結び 藤野 決して思惑通りになっていません。その背景には、国民の世論と運動があります。 これ
“福島に生きる”「原発ゼロ」発信続ける・・「生業訴訟」原告 河井千代恵さん(59)

「国にウソをつかれてきた5年半だった」と「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(中島孝原告団長)原告の河井千代恵さん(59)は言います。「物の見方が変わりました。国や大企業は平気で国民をだますことを知りま
廃炉費用国民負担・・原発は安くない ますます明白
安倍晋三政権下で経済産業省が、大事故を起こして廃炉が決まった東京電力福島第1原発など原発の廃炉費用を、すべての国民に負担させる方向で調整を始めました。原発の廃炉費用は原発を保有する大手の電力会社が負担するのが原則ですが
東通・女川再稼働延期へ・・東北電 安全対策工事が遅れ
東北電力は9月22日、東通原発1号機(青森県東通村)と女川原発2号機(宮城県石巻市、女川町)について、2017年4月以降としてきた再稼働の時期を延期する方向で調整に入りました。再稼働の前提となる安全審査が長期化する中、
廃炉費用国民に転嫁・・経産省 東電支援へ来月議論開始/検討委員会に東電社長参加
経済産業省は9月20日、東京電力福島第1原発(1F)の廃炉費用支援などを検討する「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)を新たに設置し、来月初めから議論を始めると発表しました。国による廃炉費用の支援強化は、電気料
新たな高速炉推進 ・・「もんじゅ」は廃炉含め見直し
政府は21日、「核燃料サイクルを推進するとともに、高速炉の研究開発に取り組む」との方針を確認しました。日本原子力研究開発機構が運営する高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)については、「廃炉を含め抜本的な見直しを行う」
井戸水位一時地表こす・・福島第1原発 台風降雨で上昇
東京電力は9月21日、福島第1原発の護岸近くで台風16号の降雨により地下水位が上昇し、観測用の井戸で一時地表の高さを超えたと発表しました。21日午前7時前に地表から約5センチの高さにまで上昇しました。 東電によると、
震源地付近に原発密集・・韓国・慶州地震 環境団体「老朽化原発廃炉に」

地震が少ない韓国で9月12日、観測史上最大規模マグニチュード(M)5・8の「慶州地震」が起きました。現地メディアは、揺れに慣れていない韓国の人々を恐怖に陥れたと報じています。震源地の同国南東部、慶尚北道慶州付近には原発
排気筒底 58万倍 セシウム・・福島第1
東京電力福島第1原発の1、2号機排気筒の底部にあるドレンサンプピット(雨水集水槽)のたまり水から、国の放出基準(告示濃度限度)の約58万倍の濃度のセシウム137が検出されたことが9月16日までに明らかになりました。同集
エネルギー・・化石燃料関連が大幅増/17年度 予算概算要求の焦点

2017年度の概算要求におけるエネルギー対策特別会計(経済産業省分)は、16年度当初予算比で756億円増の9140億円です。うち優先課題推進枠が1624億円を占めます。 非炭素化に逆行 増額要求で目立つのが化石エネル
中国出資原発を了承・・英政府 対中関係悪化を懸念

【ロンドン=時事】 英政府は9月15日、中国企業が一部出資する英南西部ヒンクリー・ポイント原発の建設計画を了承すると発表しました。7月に発足したメイ新政権は、最終承認を突如保留。中国の関与に対する安全保障上の懸念があっ
もんじゅ廃炉は当然だ・・官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は9月16日夜、首相官邸前抗議を行いました。政府が廃炉を視野に最終調整に入った高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)。参加者は、破綻が明白になった核燃料サイクルからの撤退、原発ゼロを求め、「も
泊原発 耐震・避難、住民不安・・北海道 畠山・岩渕議員ら現地調査

日本共産党の畠山和也衆院議員、岩渕友参院議員は15日、北海道電力が再稼働を急ぐ泊原発(北海道泊村)の「安全確保」について現地調査しました。調査には、菊地葉子、宮川潤、佐野弘美の各道議、大田勤、大石美雪の両岩内町議らが同
政府が最終調整 核燃サイクル破綻に直面・・もんじゅ廃炉も視野

政府は9月14日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の在り方について、廃炉も視野に最終調整に入りました。もんじゅをめぐっては、原子力規制委員会が運営主体の交代を勧告していますが、受け皿探しは
福島 甲状腺検査続けて・・有識者検討委 意見相次ぐ
東京電力福島第1原発事故による健康への影響を調べるため福島県が実施している甲状腺がん検査について、有識者による検討委員会が9月14日開かれました。委員からは当面検査を続けるべきだとする意見が相次ぎました。 検査をめぐ
もんじゅ廃炉検討・・核燃サイクルを断念すべきだ
安倍晋三政権が、1994年に完成したものの事故やトラブルが続き、まともに運転されたことがない高速増殖炉の「もんじゅ」について、廃止を含めた検討に入ったといわれます。「もんじゅ」は原発の使用済み核燃料を再処理して取り出す