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九電 川内原発停止を拒否 安全軽視に住民怒り 鹿児島 三反園知事「今後も要請」

 九州電力の瓜生道明社長は9月5日、鹿児島県庁を訪れ三反園訓(みたぞのさとし)知事に対し、8月26日に要請を受けた川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)の即時一時停止について応じないと回答しました。三反園知事は「熊本地震を受けて、原発をいったん停止させて再点検、再検証すべきだと強く要請した。この回答は極めて遺憾」と表明しました。関係住民からも怒りの声が上がりました。


(写真)三反園知事(右)に対し、川内原発の即時一時停止に応じないと回答する瓜生社長=9月5日、鹿児島県庁
(写真)三反園知事(右)に対し、川内原発の即時一時停止に応じないと回答する瓜生社長=9月5日、鹿児島県庁

 九電は回答書で、法定の定期検査の中で知事の要請を踏まえた設備などの特別点検を実施するとしました。

 三反園知事は「原発は安全だという意識は捨てていただきたい。二度と原発事故を起こしてはなりません」とのべ、回答書の内容を精査し改めて要請を行う考えを示しました。

 回答書を受け取った後、三反園知事は記者団に対し「住民の安心、安全、不安解消のための対策をもっと講じるように、今後もさらに申し入れたい。詳細は専門家を交えて県庁内で協議していく」と語りました。

 1号機は10月に、2号機は12月に定期検査のために運転停止が予定されています。

(「しんぶん赤旗」2016年9月6日より転載)