■24日 1~4号機の建屋周囲の井戸などからくみ上げた汚染地下水を処理して海に放出する「サブドレン計画」について、浄化装置を増設して2系列化する計画を東京電力が原子力規制委員会に申請しました。現在、豪雨の際には処理前の地
原発
「脱原発は国民の声」・・埼玉県民集会に650人

さいたま市南区の市文化センターで10月29日、「さよなら原発埼玉県民集会」が開かれ、650人が参加しました。県生協連や平和運動団体などでつくる実行委員会の主催。 福島原発事故関連の訴訟にかかわる2人が講演。福島原発告
“もんじゅと核燃料サイクル”早期に断念を③・・開発はメーカー丸投げ/旧動燃からの体質

高速増殖炉「もんじゅ」は、稼働は延べ250日、本格運転にも至っていません。 予算1兆円超 日本原子力研究開発機構に二つある労働組合の一つ原研労組の元委員長で、日本共産党那珂市議の花島進氏は「原子力機構も文部科学省
“もんじゅと核燃料サイクル”早期断念を②・・続くトラブル・事故/危険で無駄な計画計
高速増殖炉開発の歴史は古く、日本では1956年の第1回原子力長期計画に「原子炉開発の将来の目標は、増殖動力炉の国産化」と明記されています。67年の第3回では、「昭和60年(85年)代の初期に実用化」を目標として掲げてい
原発のない未来残したい・・反原連 官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は10月28日夜、首相官邸前抗議を行いました。国民の意見を聞かず、原発再稼働を推進する安倍晋三政権。参加者は雨が降るなか、「原発進める議員はいらない」「再稼働反対」とコールしました。 急に気
“もんじゅと核燃料サイクル”早期に断念を①・・科学的根拠欠いた開発/反省なき撤退

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉が現実味をおびてきました。政府の原子力関係閣僚会議が「廃炉を含め抜本的な見直しを行う」と表明したからです。もんじゅは、原発の使用済み核燃料を再利用する
防潮堤の液状化 泊原発も検討へ
北海道電力は10月27日、原子力規制委員会の審査会合で、泊原発(北海道泊村)の敷地前面にある防波堤が大きな地震による液状化で3メートル程度沈下、大きな津波で40メートル程度移動する恐れがあるとしました。 また、津波防
柏崎刈羽原発 液状化の影響がある防潮堤・・東電、申請を取り下げ
原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査会合が10月27日に開かれ、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の事故時の対策拠点を防潮堤が液状化の恐れがあるとして変更する問題で、東電は、液状化の影響がある防潮堤を審査の
2度も住まい奪うの?・・原発避難者 支援継続求め請願
院内集会 原発事故被害者の権利確立を求めて発足した「原発事故被害者の救済を求める全国運動」は10月26日、国会内で賠償打ち切り・帰還の強要に反対する集会を開き、全国から約180人が参加しました。 第3期請願署名1
廃炉費 国民負担増も・・福島第1 経産省試算「年数千億円」
経済産業省は10月25日、東京電力福島第1原発の廃炉費用の負担のあり方と東電の経営改革を検討する「東京電力改革・1F問題委員会(東電委員会)」の第2回会合を開きました。東電福島第1原発の廃炉費用について、溶け落ちた核燃
発見浪江のいいところ・・福島・浪江中で文化祭/ふるさと学習の成果発表

東京電力福島第1原発事故のため、避難先の福島県二本松市で開校している浪江町の浪江中学校(生徒17人)が10月22日、文化祭(秋桜祭)を開きました。生徒たちは総合学習「ふるさと創造学」の成果を報告しました。 1年生は、
“福島に生きる”おびえる生活終わりに・・いわき市民訴訟原告元全気象労働組合副執行委員長 島田栄二郎さん(73)

「アッという間に過ぎた5年間でした」というのは、福島県いわき市在住の元全気象労働組合副執行委員長の島田栄二郎さん(73)です。 ■「役立つ仕事を」 「人に役立つ仕事をしたい」と気象庁で働くことにしたのが19歳の時。定
東電福島第1原発 この一週間
■10月19日 汚染水対策として1~4号機周囲の地盤を凍らせる「凍土壁」(陸側遮氷壁)の山側で、計画的に未凍結としている7ヵ所(計約45メートル)のうち、1、4号機の山側の2ヵ所(計約13メートル)を凍結する方針を東京電
パリ協定批准審議・・エネルギー政策の矛盾を正せ
2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みを決めた「パリ協定」を批准するための国会審議がようやく始まりました。昨年12月に採択されたパリ協定はアメリカ、中国、インド、欧州連合(EU)などがすでに批准しており、日本が
“ニュース問答”・・政府は柏崎刈羽原発の再稼働に躍起だね

のぼる 安倍政権が、「東電改革」の名で、新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発の再稼働をさせようと躍起になっているそうだね。 みどり 今月から始まった、経済産業省の「東電改革・IF(福島第1原発)問題委員会」(東電委員会)
地震活動が活発な地域・・同程度の地震発生の可能性 & ウラン濃縮施設で停電
地震が発生した鳥取県中部地方では、これまでも活発な地震活動が起きています。2015年10月には15日から31日までの17日間に震度1以上を観測する地震が23回発生しました。この中にはマグニチュード(M)4級で最大震度4
関電課長が過労自殺・・労災認定高浜原発審査に対応
関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の運転期間延長に向け、原子力規制委員会の審査対応に当たっていた関電の40代の男性課長が4月に自殺し、敦賀労働基準監督署(同県敦賀市)が労災認定していたことが10月20日、関係者
原発 即時ゼロの決断を迫る・・岩渕友議員 被災者の声示す

日本共産党の岩渕友議員は参院経済産業委員会で初質問に立ち、福島原発事故の賠償を打ち切り、原発再稼働を進める政府の姿勢を批判し、「日本のどこにも原発はいりません。即時原発ゼロの決断を」と強く求めました。 岩渕氏は、原発
志賀原発2号機に雨水流入漏電・・規制庁北陸電に防止策要求へ
北陸電力志賀原発2号機(石川県)で、雨水約6・6トンが流入し原子炉建屋1階に設置してある照明器の分電盤が漏電、ショートしていたことが10月19日わかりました。同日の原子力規制委員会の定例会合で、報告されました。 同じ
新潟での勝利に続こう 大間原発中止ともに・・北海道函館 町会連合会が集会

北海道の函館市町会連合会(新谷則=しんや・ただし=会長、179町会)は10月17日、市内で、昨年に続き2回目となる「大間原発建設凍結函館市民集会」を開催、400人を超える市民が参加し、建設反対の思いを一つにしました。