プルトニウム前年比1トン減・・内閣府が原子力委員会に報告 内閣府は8月1日、日本が国内外に保有するプルトニウムの総量が2016年末時点で前年比1トン減の約46・9トンだったと、原子力委員会に報告しました。 プルトニウ
原発
格納容器底部のデブリ回収先行・・福島第1計画案
東京電力福島第1原発事故で、溶け落ちた核燃料(デブリ)を1~3号機の原子炉内から回収する作業について、廃炉作業を支援する原子力損害賠償・廃炉等支援機構は7月31日、格納容器の底にたまったデブリから先行するとした計画案を
米で原発建設を中止・・WH受注工事遅れ、費用膨張 & 仏原子炉事業に19・5%を出資へ 三菱重工
米で原発建設を中止・・WH受注工事遅れ、費用膨張 【ニューヨークに時事】米スキャナ電力は7月31日、東芝の米原発子会社で経営破綻したウェスチングハウス(WH)に発注した原発2基の建設工事を中止すると発表しました。工事の
原発なくせ 民意示す場・・活動継続へ支援呼びかけ
首都圏反原発連合 ミサオ・レッドウルフさんインタビュー 首都圏反原発連合(反原連)の首相官邸前抗議は、5年を超えて続けられ、原発ゼロを求める世論を可視化し続けてきました。市民が国会前、首相官邸前で声をあげる道も切り開い
南相馬 柳美里が出会う㉖・・我が家を訪ねてくる人々
引っ越しました。 搬入日は7月2日。もうすぐ1ヵ月になるのですが、ようやく運び込んだ荷物が家に納まりつつあるという感じで、窓にカーテンを取り付けたのは、昨日のことです。 段ボールの中に残っているのは、主にわたしの蔵
島根原 発活断層1・5倍・・39キロに延長 沖合連動見極めへ
中国電力島根原発2号機(松江市)の再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査会合が7月28日開かれました。中国電は、焦点になっている原発の南側にある活断層「宍道(しんじ)断層」の長さを、これまでの1・5倍の39キロに見直
東電福島第1原発 この1週間
■27日 高エネルギー宇宙線を利用して3号機内部を透視する調査の中間報告を東京電力が発表。原子炉圧力容器内部には、溶け落ちた核燃料(デブリ)の一部が残存している可能性はあるものの、大きな高密度物質の存在は確認できなかった
核のごみ・最終処分場「敵地」公表・・社会的合意形成のため 原発使用「即ゼロ」こそ
「核のゴミ」の最終処分地候補になりうる全国地図の公表は、「国が前面に立つ」として、政府のエネルギー基本計画(2014年4月)で示された地方への「核のゴミ」押し付けの具体化です。応募自治体を待つ方式では一向に進まないこと
原発売るな動かすな・・官邸前反原連
首都圏反原発連合(反原連)は7月28日、首相官邸前抗議を行いました。 福島第1原発3号機の内部調査で原発事故の深刻さが改めて浮き彫りになる一方で、日印原子力協定が発効し、原発再稼働・輸出の暴走を強める安倍政権に対し、
規制委員長が聞き取り調査・・新潟・柏崎刈羽原発
原子力規制委員会の田中俊一委員長は7月27日、再稼働の前提となる審査が終盤を迎えている東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)を訪れ、設楽親所長から聞き取り調査を行いました。 所長や作業員らの職場環境や意識を直接
原発運転延長の申請期間・・規制委、緩和案を示す & 規制委 工程概略異論出ず・・もんじゅ燃料取り出し
原発運転延長の申請期間・・規制委、緩和案を示す 原子力規制委員会は7月26日、原発の運転期間を原則の40年を超えて20年までの延長を認める制度の申請を、これまでより早い時期から提出できるようにする規則の変更案を了承し、
老朽原発に交付金加算・・5自治体に27億円 廃炉へ逆行
運転開始から40年超の老朽原発を抱える福井県美浜町など5市町に、電源立地地域対策交付金の加算分として2016年度までに計27億円か交付されたことが7月25日までに、立地自治体などへの取材で分かりました。交付金は40年を
上部にも同じ形のデブリか・・福島第1 3号機内部の動画公開/東電
東京電力は7月24日、福島第1原発3号機の水中ロボットによる格納容器内部調査(19~22日)で、溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられるかたまりがあった箇所のほぼ上にある構造物にも、同様の付着物が確認できたと明らかにしまし
原発作業員と交流・・楢葉町で浜通り復興のつどい & 福島第1原発3号機の内部調査・・底部でもデブリ多数確認か
原発作業員と交流・・楢葉町で浜通り復興のつどい 福島 東京電力がおこした福島第1原発過酷事故から6年4ヵ月、原発立地の双葉郡楢葉(ならは)町で7月23日、第1回浜通り復興のつどいが開かれました。つどいは、廃炉・除染で働く
事故6年ようやく・・福島第1原発デブリ確認か/全体像不明 取り出し困難
東京電力福島第1原発事故が発生してから6年4カ月余り。ようやく、3号機の原子炉圧力容器直下に投入した水中ロボットのカメラが、溶け落ちた核燃料(デブリ)らしき物体をとらえました。しかし全体状況を把握したというにはほど遠い
「全体救済」が合言葉・・福島原発訴訟 判決前に原告が講演/東京
東京電力福島第1原発事故の被害者が国と東電の責任を問う干葉訴訟と生業(なりわい)訴訟の判決が9月以降相次いで予定されています。判決を前に、生業訴訟原告団長の中島孝さんが7月22日、東京都内で講演し、訴訟の意義を語りまし
目的外ポリ容器使用・・被ばく事故 原子力機構「不適切」
日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で放射性物質が入った容器の点検中、作業員5人が被はくした事故で、放射性物質の保管に使われていたポリ容器は、作業中に出る紙などの放射能汚染ごみを一時保管する容器
「原子力は必要」閣議決定・・原子力委 撤退意見採用せず
政府は7月21日、「適切な原子力利用は必要である」などとする原子力委員会(岡芳明委員長)がまとめた「原子力利用に関する基本的な考え方」を閣議決定しました。政府として「考え方」を「尊重する」といいます。 原発を「重要な
避難計画など懸念・・福井 大飯原発 町民説明会
関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に同意するか立地自治体としての判断が問われている福井県おおい町で7月20日、町民説明会が開かれ約190人が参加しました。質疑応答では、増え続ける使用済み核燃料の対策や原発事故時の避難計
伊方差し止め認めず・・松山地裁 住民ら即時抗告へ & 原発ゼロまで抗議 官邸前
伊方差し止め認めず・・松山地裁 住民ら即時抗告へ 稼働中の四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、県内の住民11人が運転差し止めを求めた仮処分申請で、松山地裁(久保井憲子裁判長)は7月21日、申し立てを却下し