首都圏反原発連合(反原連)は1月5日、今年最初の首相官邸前抗議を行いました。今年は、日本の原発政策に関わるエネルギー基本計画の見直しなどが行われます。参加者は、原発再稼働へ暴走を続ける安倍政権と対抗し、「原発ゼロの日本へ、今年も行動を続ける」と声をあげました。
茨城県牛久市の男性(67)は「原発事故から今年で7年になる。原発ゼロは国民多数の声だし、原発を動かさなくても、電気は足りていることはもうはっきりしたのに、安倍政権はそれでも原発を進めようとしている。私一人の力は小さいが、ここに来ているみなさんと粘り強く声をあげていきます」と語りました。
首相官邸前と国会正門前に設置された抗議エリアでは、参加者がマイクを握りました。
国会正門前でスピーチした男性は「今年も引き続き原発ゼロの声をあげ続けよう」と力を込めました。
この日は、700人(主催者発表)が参加。日本共産党の藤野保史衆院議員、立憲民主党の菅直人衆院議員が国会正門前エリアに駆けつけ、スピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2018年1月6日より転載)