関西電力(以下、関電)大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求めた訴訟の判決が5月21日に福井地裁でありました。樋口英明裁判長は住民側(189人)主張を認め、運転差し止めを命じました。裁判長は、「大飯原発
しんぶん赤旗
福島第1原発 放射性物質除去設備「アルプス」全停止 & 放射性濃度上昇続く
福島第1原発 放射性物質除去設備「アルプス」全停止・・汚染水“切り札”トラブル頻発 東京電力は5月20日、福島第1原発の汚染水から放射性物質を除去する設備「ALPS」(アルプス)で、水の白濁などが見つかったため、汚染水
再稼働へ審査申請・・日本原電老朽の東海第2原発
日本原子力発電は5月20日、東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に向け、新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しました。1978年の運 転開始から35年以上たっており、これまで審査を申請したなかで最も古く、東
電気事業法改定案を可決 新たな電力独占が出現・・塩川議員反対 衆院本会議
衆院本会議は5月20日、電力小売り参入の自由化などを進める電気事業法改定案を賛成多数で可決しました。日本共産党、みんなの党は反対しました。 反対討論にたった日本共産党の塩川鉄也議員は、電力改革は、福島原発事故をふまえ
地質構造の探査 柏崎刈羽で開始・・追加調査
東京電力は5月20日、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の新規制基準の適合性審査で、原子力規制委員会の指示で行っている追加調査のうち、原発敷地外の地下探査を始めました。 この調査により、地質の構造を視覚的に把握すること
美昧しんぼ特集記事・・週刊誌最新号 次号から休載
東京電力福島第1原発事故の健康への影響に関する描写が問題となった漫画「美味(おい)しんぼ」を連載する週刊『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)最新号が5月19日発売されました。次号からの休載の告知や批判を受けての特集記
福島第1 事故収束なお遠い・・国会・福島・鹿児島の共産党調査
日本共産党の笠井亮衆院議員(党原発・エネルギー問題対策委員会責任者)らは5月19日、事故から3年2力月たつ東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)を視察しました。党としての視察は昨年3月の志位和夫委員長らに続くもの
再稼働申請原発 地下水が大量流入 ・・吉良氏指摘 事故で汚染水増大
参院決算委 日本共産党の吉良よし子議員は5月19日の参院決算委員会で、再稼働申請中の各原発に流れ込む地下水量を独自の調査で明らかにし、これらの原発で福島第1原発と同様の事故が起きれば地下水が汚染水を増大させるうえ、貯水
“福島に生きる”避難者の健康悪化が心配・・看護師 八代明子さん(67)
看護師になって40年の八代明子さん(67)=福島市在住=が今一番気になることは、仮設住宅で暮らす避難者たちの健康悪化です。 「夜眠れない」「動悸(どうき)がする」「血圧が高い」。福島医療生協で取り組んでいる仮設住宅で
凍土遮水壁の実証実験公開・・経産者と鹿島建設
経済産業者と鹿島建設はこのほど、東京電力福島第1原発で増える汚染水の抜本的対策と位置づける「凍土遮水壁」の実証実験を報道陣に公開しました。 凍土壁は原子炉建屋周囲の土を凍らせて、汚染水増加の要因となっている地下水の建
川内再稼働やめろ・・6・1「大抗議」成功へライブ/東京・新宿
6月1日に行われる「川内原発再稼働やめろ 0601官邸・国会前☆大抗議」(主催・首都圏反原発連合)の成功をめざし、18日、東京・新宿駅東口のアルタ前でカウントダウンライブが開かれました。主催は、音楽やアピールを通じて行
カフェ屋根に太陽光パネル・・「顔のみえる」エネルギーで暮らそう♪
どこでどのようにつくったかが分かり、納得して使える「顔のみえるエネルギー」で生活したいと、市民によるエネルギー自給の試みが始まりました。 (前田美咲) 京都市左京区のカフェ「かぜのね」の協同経営者が呼びかける「顔のみ
海水放射能最悪 完全にブロックされていません・・福島第1 湾内外5カ所&せき汚染水、処理後散水&アルプス系統さらに処理停止
東京電力は5月16日、福島第1原発の港湾内と港湾外の計5カ所で、海水中の放射性物質濃度が過去最高値を更新したと明らかにしました。同原発の地下水では最近、放射性物質濃度が最高値を更新するケースが相次いでいますが、海水への
鹿児島 再稼働反対署名に全力・・川内原発隣接市 住民半数めざす
川内(せんだい)原発のある鹿児島県薩摩川内市に隣接する、いちき串木野市の「避難計画を考える緊急署名の会」は、実効性ある避難計画がない中での原発再稼働には反対するよう市長に求める署名集めに全力を挙げています。5月17日は
原発作業2万人 生涯健康調査を・・厚労省検討会
東京電力福島第1原発事故の収束作業に当たった作業員の健康調査を議論する厚生労働省の有識者検討会は5月16日、被ばく限度を特例で100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げていた期間に従事した約2万人を対象に、
エネ基本計画 ごまかし指摘・・京都アピールが講演会
安斎育郎立命館大学名誉教授ら京都の学者や著名人がよびかけた原発ゼロ・ 「京都アピール」は5月17日、京都大学(京都市左京区)で、6回目となる講演会を開き、230人が参加しました。 安斎氏、大島堅一立命館大学教授がパネリス
うず潮エネ“原発4基分”・・潮流発電の基礎調査で判明/徳島大
「大渦で知られる鳴門海峡の潮流エネルギーは原発4基分に相当する」。徳島県が徳島大に委託して実施した潮流発電の基礎調査で、こんな結果が判明しました。 潮流の速い海峡部を中心にした約40平方キロの範囲を165ヵ所に区切り
「美昧しんぼ」休載ヘ・・小学館、最新号で説明
東京電力福島第1原発事故の健康影響に関する描写が波紋を広げている「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)連載の漫画「美味しんぼ」が、5月26曰発売号から休載することが17日、分かりました。小学館が19日発売の最新号で明
特定避難勧奨 夏にも解除へ ・・福島・南相馬
東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県南相馬市で続いている放射線量が局地的に高い「特定避難勧奨地点」の設定について、政府の原子力災害現地対策本部が今夏にも解除する意向を市に伝えていたことが5月16日、分かりました。解除
福島の植物摂取のチョウ・・異常や死亡率上昇/琉球大チーム
福島第1原発周辺で放射性物質に汚染された植物を採取し、チョウの幼虫に与えたところ、早期死亡や異常の発生率が増えた・・。チョウの食べ物による被ばくの影響についての実験結果を、琉球大学の大瀧丈二准教授らの研究