大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁判決は、原発が抱える本質的な危険性を認めました。ところが、この判決をなきものにしようとする判決批判の動きが起きています。長年、原子力の専門家として原発訴訟にも関わり原発の
しんぶん赤旗
県内全廃炉へ講演会・・福島・郡山 幅広く参加700人
「福島県内の全原発の廃炉を求める県民の会」が呼びかけた学習講演会が6月29日、福島県郡山市で開かれました。幅広い層から約700人が参加し、イスを追加する盛況となりました。 同会は、元福島県女性団体連絡協議会会長、平和博
川内再稼働させない・・首都大行進
九州電力川内原発の再稼働に反対する「緊急!! さようなら原発首都大行進」が6月28日、東京都内で行われました。雨のなか、明治公園の大集会には、全国から5500人(主催者発表)が参加。若者の街・原宿をドラムを響かせながら
原発・核燃いらん・・青森集会
青森市の青い森公園で6月28日、NONUKESDAY「首都圏大行進」に連帯する「東通原発を再稼働させるな!青森集会」が行われました。 核燃料サイクル施設立地反対連絡会議が主催したもので、弘前、むつ、十和田など県内の反
作業区画の線量 除染で下がらず・・福島原発3号機
東京電力は6月27日、福島第1原発3号機の作業エリアの除染作業について、除染後の線量が除染前の3分の1にしか下がらず、想定した低下率である100分の1に達していないことを明らかにしました。 除染作業は、3号機建屋内の
児童生徒の通学 今なお3割・・福島の避難小中57校 事故後調査
東京電力福島第1原発の事故で避難を余儀なくされた福島県の小中学校57校(13市町村)が、事故後4回目の新学年を迎えたこの4月、通学する児童生徒の数は、事故前の31・8%で、この3年間大きな増減がないままであることが、6
汚染水抑制確認できず・・地下水バイパス &事故調記録、開示へ
東京電力福島第1原発の1〜4号機建屋に地下水が流入し、高濃度放射能汚染水が増えているのを抑制するために地下水をくみ上げて海へ放出する地下水バイパス計画について、東電は6月27日の会見で「効果を確認できるにはもう少し時間
再稼働はありえぬ・・官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は6月27日、首相官邸前抗議行動を行いました。川内(せんだい)原発(鹿児島県)の再稼働をねらう安倍内閣に対し、2400人(主催者発表)の参加者は「川内原発再稼働反対」「原発やめろ」と声をあげま
9電力に「原発ゼロ」提案・・全株主総会否決も 国民の強い声反映
原発を持たない沖縄電力を除く全国の電力9社が6月26日、一斉に株主総会を開きました。原発からの撤退なぞ「原発ゼロ」を求める株主提案が東日本大震災後9電力全てに初めて出されました。いずれも反対多数で否決されましたが、「原
全被災者に国の支援を・・災対連が復興庁申し入れ
全労連や民主団体でつくる「災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会」(全国災対連)は6月26日、復興庁を訪れ、来年度予算編成にあたって東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の全被災者に対して国の支援を拡充・強記し
川内原発 市民を守る避難計画に・・鹿児島 いちき串木野市が意見書
鹿児島県いちき串木野市議会は6月26日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(薩摩川内市)の重大事故に備えた避難計画について、伊藤祐一郎県知事に対して「市民の生命を守る実効性のある避難計画の確立を求める意見書」を全会
慰謝料増を東電拒否・・福島・浪江 高齢傷病のみ2万円
福島県浪江町の住民約1万5000人が東京電力福島第1原発事故の慰謝料増額を求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、原子力損害賠償紛争解決センターが提示した和解案を東電が拒否したことが6月26日、分かりました。和解案は全
敷地境界の線量 来年度末 1ミリシーベルト・・実施計画変更認可
原子力規制委員会は6月25日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地境界での年間の被ばく線量の評価が1ミリシーベルト未満という、規制委が定めた制限値を2016年3月末までに達成するとする東電の「実施計画」の変
トリチウム最悪値・・福島第1 海放出用の井戸から
東京電力は6月25日、福島第1原発の地下水バイパス計画で海に放出するためのくみ上げ用井戸から採取した地下水から、トリチウム(3重水素)の濃度が過去最高の1リットル当たり2100ベクレルを検出したと発表しました。 問
「川内」再稼働反対 人口過半数に・・鹿児島・いちき串木野 避難計画に不安
川内原発1、2号機の立地する鹿児島県薩摩川内市に隣接し、全域が30キロ。圏内に入る、いちき串木野市で「市民の生命を守る避難計画がない中での川内原発再稼働に反対する緊急署名」が人口的3万人の半数を超える1万5464人に達
戦争中と同じ「疎開者」・・福島市飯野町在住 阿部良一さん(81)
戦争体験のある阿部良一さん(81)=福島市飯野町在住=は、アメリカの爆撃機「B29が攻めて来たように放射能が攻めてきた」と東京電力福島第1原発事故について感じています。 飯野町には全村避難となっている飯舘村の被災者た
「凍土壁 言ってる場合か」・・規制委 汚染水リスク対策で &凍土遮水壁の工法を変更へ
東京電力福島第1原発で2、3号機の原子炉建屋などの海側に延びる地下のトレンチ(トンネル)にたまる高濃度放射能汚染水の問題に関連し、6月25日に開かれた原子力規制委員会の定例会合で、汚染水が海に流出するのを防ぐためにトン
資源効率化 年180兆円の経済効果・・世銀報告「気候変動対策にも」
【ワシントン=時事】世界銀行は6月23日、エネルギーや資源の効率化により世界全体の経済規模を年間1・8兆ドル(約180兆円)以上増やせると分析した報告書を発表しました。気候変動・環境汚染による健康被害や食料問題にも有効
避難計画は国責任で・・山下氏 自治体まかせを批判 & 被災地の保育士増を‥ 高橋氏
日本共産党の山下芳生議員は6月19日の参院内閣委員会で質問し、原発事故が起きた場合の避難計画について国が責任をもつべきだと主張しました。 山下氏は、滋賀県が隣接する福井県の原発事故時に放射能が原発から5~30キロ圏内
“国民平和大行進2014”原発も核兵器もいらない・・被害者の憤り胸に歩む
原水爆禁止国民平和大行進(北海道─東京コース)は、福島第1原発事故の責任を果たさない国と東電に怒りが湧き起こる福島県内をすすんでいます。「福島から核兵器も原発もいらないと声をあげよう」という参加者の訴えに、市民の共感が