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川内原発の審査書・・規制委あすにも決定 & 福島第1作業員 体調不良訴え

 原子力規制委員会は、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働の前提条件となる規制基準への適合性に関する審査書を9月10日にも決定する見通しであることがわかりました。

 規制委は、7月16日に審査書案を取りまとめ、30日間の意見募集を実施。約1万7000件の意見がよせられていました。規制委は、審査書を決定し、変更申請を許可するとみられます。

 

福島第1作業員・・体調不良訴え

 東京電力は9月8日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の凍土壁設置工事に従事していた60代の男性作業員が作業後、体調不良を訴え、病院に緊急搬送されました。診察の結果、1〜2週間の入院が必要と判断されました。

 東電によると、男性作業員が午前11時ごろ、のどの痛みを訴えたため、同原発内の救急医療室で診察を受けた後、ドクターヘリで緊急搬送され、午後0時55分、いわき市の市立総合磐城共立病院に到着し、診察を受けました。

 東電は病院から病名などについて説明を受けましたが、具体的な内容はプライバシーにかかわるとして公表しませんでした。しかし、東電は男性作業員が体調不良となったのは作業と関係ないと判断したとしています。

(「しんぶん赤旗」2014年9月9日付けより転載)

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