東京電力は9月29日、福島第1原発の高温焼却炉建屋の試料採取装置から1リットル当たり148万ベクレルの放射性セシウムが漏れたと発表しました。漏れた水は建屋内にとどまっているといいます。 東電によると、同日午前5時半ご
しんぶん赤旗
被災地の障害者は今・・「体調悪化 増えている」/通院の支援なし、足らぬ医療機関
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による放射能被害の影響が今も続く福島県南相馬市。4年半がすぎた今も、障害のある人たちの暮らしには多くの課題があります。ある障害者施設を訪ねました。 (岩井亜紀) ■福島・南相馬に
「原発ゼロ」の実現を立地県・周辺地域から・・全国連絡会が交流集会 被災者切り捨て許さない
原発をなくす全国連絡会は9月27日、東京都内で「原発立地県交流集会」を開きました。安倍晋三政権が各地で原発の再稼働を推進しようとしているなか、福島第1原発事故の被災者切り捨てを許さないたたかいと連帯し、立地県・地域から
温泉熱発電所を視察・・真島議員「エネルギー地産地消へ」/長崎
日本共産党の真島省三衆院議員は9月27日、長崎県雲仙市を訪れ、温泉の熱を利用した発電(温泉バイナリー発電)に取り組む「小浜温泉バイナリー発電所」を視察しました。 同発電所は、国と自治体、長崎大学、地域住民の共同で20
除染は、処分は、農業は・・厳しい現実に挑む学び
福島 大熊中学校 ふるさと創造学 東京電力福島第1原発事故のために避難して福島県会津若松市で開校している同県大熊町の大熊中学校の生徒たちが、町の課題を考える総合学習「放射線教育を通したふるさと創造学」にとりくんでいます
福島原発事故の2年前・・東電が津波対策拒否/ 政府事故調 聴取記録で
政府は、東京電力福島第1原発事故で、政府事故調査委員会が聴取した記録(調書)5人分を9月24日、新たに公表しました。旧原子力安全・保安院の名倉繁樹・安全審査官(当時)は、事故前の2009年に東電から貞観(じょうがん)津
再生エネ制度 見直しを検討・・経産省 有識者会合
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)などの見直しをすすめている経済産業者の有識者会議は9月25日、第2回会合を開きました。 同会議は、政府が2030年時点の電源構成(エネルギーミックス)で再生可能エネル
再稼働は民意無視・・雨突き「安倍やめろ」コール/官邸前
首都圏反原発連合(反原連)は9月25日夜、首相官邸前抗議行動を行い、民意を無視して原発の再稼働をすすめる安倍晋三政権に怒りの声をぶつけました。冷たい雨を突いて、800人(主催者発表)の参加者が「原発やめろ」「安倍はやめ
原発も戦争もノー・・安倍政権倒そう2万5000人
「さようなら原発 さようなら戦争 全国集会」が9月23日、東京の代々木公園で開かれ、2万5000人(主催者発表)が参加しました。会場近くの歩道橋の上にも人があふれました。主催は「さようなら原発」一千万署名市民の会で、総
海底掘削調査で見えた!・・プレート沈み込みの謎
プレート(岩板)がひしめき合っている日本列島周辺。太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界の海溝に沿って、伊豆諸島から南の米グアム島の方へ延びる全長2800キロメートルの火山密集地帯があります。「伊豆・小笠原・マリア
原発反対は主権者の声・・反原連が官邸・国会前大抗議 & イベント
国民の声を無視して原発再稼働に突き進む安倍晋三政権に対し、「原発やめろ」「再稼働反対」の声を突きつけようと、「KEEP CALM AND NO NUKES 0922反原発☆首相官邸前・国会前大抗議」が9月22日、行われ
“福島に生きる”私たちの世代で決着を・・伊達市梁川町 須藤健さん(77)
福島県伊達市梁川町(やながわまち)に住む須藤健さん(77)は「3・11」から4年6ヵ月がすぎた今も洗履物は屋内に干しています。極力放射線量の少ない食材を選び、飲み水もペットボトルです。 梁川町はあんぽ柿が特産品。同町
自然エネの電気選ぼう・・環境団体がシンポ
2016年4月から電力全面小売り自由化が始まり、一般家庭も電力会社を選べるようになります。自然エネルギーを進める市民・環境団体は9月21日、東京都内で現状や課題を考えるシンポジウムを開きました。主催は、自然エネルギーの
原発再稼働に大抗議・・反原連 22日行動 呼びかけ
首都圏反原発連合(反原連)は9月19日、22日に行う「KEEP CALM AND NO NUKES 0922反原発☆首相官邸前・国会前大抗議」への参加を呼びかける街頭宣伝を東京の新宿駅東口で行いました。 安倍晋三政権
ETV特集 帰還への遠い道 福島・楢葉町一年の記録 NHK Eテレ きょう午後11:00・・原発被害の地で希望持ち続け
福島第1原発事故から4年半。9月5日に楢葉町への避難指示が解除されました。全住民が避難している7自治体の中では初めての住民帰還です。失われた生活を取り戻せるのか。楢葉の人々の1年間を丁寧に追います。 昨年夏から、昼は
原発なくせの声を聞け・・官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は9月18日、原発ゼロを求める首相官邸前抗議行動を行いました。世論調査でも約6割の国民が原発の再稼働に反対しているのに、その声を踏みにじって再稼働に突き進む安倍晋三政権。1000人(主催者発表
堰から汚染水漏れ・・福島第1 除染後も高濃度
東京電力福島第1原発のH5、C、H4北、H6のそれぞれのタンクエリア堰(せき)から9月9日から14日にかけて放射能汚染水が漏えいした問題で、過去に高濃度の汚染水がタンクから漏えいしたH4タンクエリアで、除染後に再び高い
“大震災から4年半” 被災地は今 ④・・出荷再開するもなお課題
福島第1原発事故による放射能汚染の影響で、岩手県の一部地域では今もキノコや山菜類などの出荷制限がされています。シイタケの生産地である一関市では今春、一部のシイタケ農家がようやく出荷を再開できるようになりました。 シイ
16年度予算 概算要求の焦点 ⑤・・自治体に原発再稼働迫る
エネルギー/中小企業 2016年度予算の概算要求におけるエネルギー対策特別会計(経済産業省分)は、15年度当初比1792億円増の9757億円です。増加の大部分は優先課題推進枠1576億円によるもの。推進枠は大企業への支
美浜原発3号機の資料提出・・規制委 予定に批判続出
原子力規制委員会は9月15日、再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査の会合を開きました。関西電力が原則40年の運転期間を延長して再稼働をねらう美浜原発3号機(福井県美浜町)について、関電が示した今後の審査資料提出予