高浜の核燃料・・8月取り出し 関西電力は6月17日、高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の核燃料計314体を8月上旬から順次取り出すと発表しました。大津地裁で同日、高浜3、4号機の運転差し止めを命じた仮処分決定に対する執
しんぶん赤旗
大飯原発 地震動再計算を・・規制委員長に島崎前委員長代理

地震学者で前原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦氏は6月16日、規制委の田中俊一委員長と石渡明委員らと面談しました。島崎氏は、原発で想定する地震動(基準地震動)を策定する際に用いる予測式に問題があるとして、審査中の関西
高浜原発運転延長・・最悪の原発依存・推進路線だ
原則40年の運転期間を延長して再稼働を目指す関西電力の高浜原発(福井県高浜町)1、2号機について、原子力規制委員会が近く運転延長を認めようとしています。運転延長の審査に「合格」するのは、高浜原発1、2号機が初めてです。
「炉心溶融を使うな」 当時の東電社長が指示・・福島第1原発事故 第三者委が報告

東京電力福島第1原発事故の際、核燃料が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)の定義を記したマニュアルがあったにもかかわらず、2カ月以上公表が遅れた経緯を検証していた東電の第三者検証委員会(委員長・田中康久弁護士)は6月16
函館・・震度6弱

6月16日午後2時21分ごろ、内浦湾を震源とする地震があり、北海道函館市で震度6弱の揺れを観測しました。気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は5・3と推定されます。津波の心配はないといい
原発審査「見直し必要」・・島崎前規制委員長代理「熊本地震で確信」

原子力規制委員会で委員長代理を務めた島崎邦彦氏が時事通信のインタビューに応じ、原発再稼働の前提となる規制委の審査で、想定する地震の揺れ(基準地震動)が過小評価されている恐れがあるとして「見直しが必要だ」と述べました。4
「原発さえなければ」福島原発避難者訴訟・・4原告が陳述

福島原発事故当時、双葉町、楢葉町、広野町、南相馬市、川俣町(山木屋地区)などに居住していた住民が避難生活を強いられていることで東京電力に損害賠償を求めた避難者訴訟の第17回口頭弁論が6月15日、福島地裁いわき支部(島村
葛尾・川内両村で避難解除・・福島居住制限区域で初
東京電力福島第1原発事故で全村避難していた福島県葛尾村(かつらおむら)で、帰還困難区域を除く大半の地域の避難指示が6月12日に解除されました。放射線量が比較的高い居住制限区域の解除は初めて。 葛尾村で今回解除される区
南海トラフ沿い確率上昇・・30年以内に震度6弱以上/「全国地震動予測地図」公表

政府の地震調査委員会は6月10日、今後予想される地震の揺れの強さや確率をまとめた2016年版「全国地震動予測地図」を公表しました。海溝型地震と、陸地・沿岸の浅い所で起きる活断層型地震を想定。南海トラフ地震の発生が近づい
収束作業の実情聞く・・党県議団・専門家 福島原発を視察

日本共産党福島県議団は6月9日、原発事故から5年たったいまもなお収束作業が続く東京電力福島第1原発の構内を視察しました。安斎育郎立命館大学名誉教授や野口邦和日本大学准教授などの専門家や住民らも参加しました。 免震重要
高浜1、2号機 工事計画認可・・規制委 & 福島沖の2魚種解除
高浜1、2号機 工事計画認可・・規制委 原子力規制委員会は6月10日、運転開始から40年を超える運転期間の延長を申請している関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の延長に必要な許認可の一つである工事計画を認可しまし
事故通報遅れを追及・・茨城・山中県議 東海第2廃炉要求
日本共産党の山中たい子議員は6月10日の茨城県議会一般質問で、運転停止中の原電東海第2原発(茨城県東海村)で今月2日に放射性廃液750リットルが漏れた事故が県に2時間以上も遅れて通報された問題をとりあげ、橋本昌知事の考
共産党の改革提案 チェンジ!再生エネ40% 先進国へ・・安倍政治 原発ゼロ

「3・11」を経験して、多くの人がエネルギーのあり方に目を向けるようになりました。安倍政権は、危険な原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、再稼働を推し進めています。危険な原発をやめて再生可能エネルギーを大きく伸ば
米印が原発建設契約へ・・首脳会談 軍事協力拡大も

【ワシントン=島田峰隆】オバマ米大統領は6月7日、訪米中のインドのモディ首相とホワイトハウスで会談しました。会談後に発表された共同声明は「戦略的パートナーシップ」の強化を再確認し、原子力の利用、気候変動対策、安全保障な
石炭火発融資 撤回を・・インドネシア事業 NGOら抗議

地元住民が人権侵害を訴えているインドネシアの石炭火力発電所建設事業について、日本政府が100%出資する国際協力銀行(JBIC)は6月3日、約21億ドル(約2200億円)の融資を決定しました。決定を受け、国際環境NGO「
飯舘村の避難指示・・来年3月末解除へ
政府は6月6日、東京電力福島第1原発事故の影響で全域に避難指示が出ている福島県飯舘村に対し、放射線量が高い帰還困難区域を除き、来年(2017年)3月31日に指示を解除する方針を示しました。帰村のための準備宿泊を7月1日
“福島に生きる”知人の死に強く決意・・須賀川市で生業訴訟原告団に参加 長井 公一さん(69)

福島県須賀川市に住む長井公一さん(69)は「熊本地震は、あれほど激しく揺れたのに川内(せんだい)原発を止めないなんて、とんでもないことです。福島の教訓を何も学んでいない」と、国や原子力規制委員会の対応に怒ります。 「
福島原発事故“社宅支援は命綱”・・継続求め県外避難者集会

東京電力福島第1原発事故で避難を強いられている福島県民への住宅支援の打ち切りが来年3月に迫るなか、支援継続を求める集会が6月4日、東京都内で開かれました。「原発事故被害者の救済を求める全国運動実行委員会」などの主催です
原発ゼロで野党共闘を・・反原連が官邸前抗議

参院選(7月10日投票)で原発を推進する自民・公明両党の議席を減らし、野党共闘の勝利で原発をとめよう―。首都圏反原発連合(反原連)は6月3日夜、首相官邸前抗議を行い、国会正門前で「参院選スペシャル」を開始しました。
東海第2・・放射性廃液漏れ
日本原子力発電は6月2日、停止中の東海第2原発(茨城県東海村)の廃棄物処理棟で、放射性廃液が漏れているのを発見したと発表しました。 日本原電によると、2日午後2時55分ごろ、廃棄物処理棟地下1階のポンプ室の床に液体が