原発推進の安倍政権倒そう・・官邸前抗議 “再稼働させない”
首都圏反原発連合(反原連)は7月8日夜、203回目の首相官邸前抗議を行いました。750人が参加(主催者発表)。国会正門前では「原発をなくそうという議員をたくさん国会へ送ろう」などのスピーチが相次ぎました。
原子力規制委員会の新規制基準が施行された2013年7月8日から3年になりますが、安倍政権は川内原発を再稼働させ、参院選後には伊方原発再稼働も狙っています。東京都江東区から参加した女性(81)は、「原発を推進する安倍政権を倒すため、野党共闘で選挙に勝ちましょう」と話しました。
男性(47)=東京都品川区=は「原発は事故で手遅れにならないよう、まず行動してストップさせることが大事です」と強調。「選挙中も抗議し、選挙後も行動し続けることが大切だと思います」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2016年7月9日より転載)
規制委前で抗議 “新基準撤回を”
原発の「新規制基準」施行3年になる7月8日、再稼働阻止全国ネットワークは、東京都港区の原子力規制委員会前で、川内原発(鹿児島県)を直ちに止め、伊方原発(愛媛県)を再稼働させないことを求める抗議行動を行いました。
規制委は、新規制基準に基づいて現在、3原発7基を“合格”としています。「原発はいらない」と書かれたプラカードを持った人たちが「すべての原発を廃止しろ」「新規制基準を撤回しろ」とコールしました。
柳田真共同代表は、規制委が高浜原発(福井県)の60年運転容認、地震動への過小評価など「再稼働推進の機関になっている」と批判。全国で規制委に抗議するいっせい行動が取り組まれていると述べました。
今治市から駆けつけた男性(45)は「住民は地震のたびに不安におののいています。再稼働反対を求めます」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2016年7月9日より転載)