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“東電福島第1原発 この1週間” ・・ダストモニタで異常?

■7月3日 敷地南端の境界近くにある、空気中のほこりなどに含まれる放射性物質を測定するダストモニタで、放射能濃度の上昇を示す「高警報」が発生。東京電力は当初、機器の異常としましたが、7日になり、南側の別のダストモニタが2015年8月、天然核種ビスマスにより「高警報」が発生した際の傾向と同様だと発表。今回の「高警報」は、機器の異常か天然核種が原因か調査中です。今年6月1日、北側のダストモニタが機器異常で「高警報」が発生しています。

■同4日 タンクエリアで作業をしていた関連会社の40代男性作業員が体調不良を訴え。救急医療室の医師は熱中症の可能性があると診断し、救急車で、いわき市内の病院へ搬送されました。病院ではいったん、「作業と関連のない疾病」としましたが、最終的に「内因性の疾病および熱中症」と診断しました。

(「しんぶん赤旗」2016年7月11日より転載)