
東京電力福島第1原発事故から6年9カ月―。政府の避難指示区域外からの避難者(“自主避難者”)を、統計に計上せず、仮設住宅や公営住宅から追い出す動きが進んでいます。 (柴田善太) 山形県米沢市の雇用促進住宅を管理する独
東京電力福島第1原発事故から6年9カ月―。政府の避難指示区域外からの避難者(“自主避難者”)を、統計に計上せず、仮設住宅や公営住宅から追い出す動きが進んでいます。 (柴田善太) 山形県米沢市の雇用促進住宅を管理する独
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から6年9ヵ月の11日、福島市で、原発再稼働をやめ、エネルギー基本計画の見直しで再生可能エネルギーの比率を大幅に増加させることを求める新たな署名行動が取り組まれました
事故が起きれば甚大な被害をもたらす原発。その廃炉の道のりの険しさは東京電力福島第1原発の現状が物語っています。 1年前に廃炉が決まった高速増殖炉もんじゅも廃炉は容易でないといいます。運営する日本原子力研究開発機構が廃
敷地内の断層が活断層かどうかで議論が続いている北海道電力の泊原発(北海道)の原子力規制委員会の審査会合が12月8日開かれました。規制委は敷地内の11本の断層のうち1、2号機の重要施設の直下にある断層や、3
原発裁く意義、交流・・名古屋 科学者会議がシンポ 原発と裁判をテーマに第37回原子力発電問題全国シンポジウムが12月9日、名古屋市で開かれ、約130人が参加しました。10日まで。日本科学者会議原子力問題研
首都圏反原発連合(反原連)は12月8日、首相官邸前抗議を行いました。日本経団連の榊原定征会長が「原発の新設・増設も選択肢だ」と表明。参加者からは「経済の利益のための再稼働など許せない」などの声があがりました。 冷たい
日本共産党の武田良介議員は12月7日の参院環境委員会で、東京電力が福島原発事故の原因究明もないまま柏崎刈羽原発(新潟県)6、7号機の再稼働を狙っている問題で、事故隠しやデータねつ造を繰り返してきた東電の言いなりになって
もんじゅ廃炉30年計画・・使用済み核燃料の行き先未定 原子力機構提出 日本原子力研究開発機構は12月6日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃止措置(廃炉)計画の認可申請書を、原子力規制委員会に提出
東電に「適格性」なし・・参院経産委 岩渕議員 再稼働推進を批判 日本共産党の岩渕友議員は12月5日の参院経済産業委員会で、東京電力福島第1原発事故のもとで、東電の賠償打ち切りや廃炉での相次ぐ深刻なトラブル、隠蔽(いんぺ
原発の新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請した16原発26基のうち、再稼働の前提となる審査書案を規制委が了承したのは柏崎刈羽原発を含めて7原発14基になります。審査状況は規制委の定例会合で定期的に報告されて
■11月27日 3号機使用済み核燃料プールの冷却設備の1次系ポンプが自動停止し、一時冷却できない状態になりました。ポンプ上流側の弁の開閉状態を伝える装置のスイッチに、配管塗装の作業員が誤って接触したとみられ
稼働止めて検査を・・神鋼不正で規制委に要求 神戸製鋼所のデータ改ざん問題を受けた調査で時間がかかるため関西電力大飯原発と九州電力玄海原発の再稼働を遅らせるという工程見直しについて、国際環境NGOのグリーン
東京電力福島第1原発事故による被害の賠償と回復の課題について日本弁護士連合会は12月2日、東京都内でシンポジウムを開きました。共催は日本環境会議。約250人が参加しました。 小野寺友宏・日弁連副会長は「
来春にも再稼働が狙われている九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)に隣接する唐津市で12月2日、「さよなら原発!12・2玄海原発再稼働を許さない九州総決起集会」が開かれ、約1700人が参加しました。集会後は、デモ行進しました
大企業の相次ぐデータ改ざん・・経産相、責任逃れ答弁/笠井氏「国民の命の問題」 衆院経産委 日本共産党の笠井亮議員は12月1日、衆院経済産業委員会で、大企業の相次ぐデータ改ざん問題を取り上げ、経済産業省の
神戸製鋼所のデータ改ざん問題を受けた調査に時間がかかっているとして、関西電力と九州電力は11月30日、関電大飯原発3、4号機(福井県おおい町)と九電玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働に向けた最終手
福島第1 温度計事故当初から故障3号機圧力容器底 ロボット調査で判明 東京電力は11月30日、福島第1原発3号機原子炉圧力容器の底部にある3個の温度計と、その近くの9個の温度計、合計12個が事故当初から故
関西電力が大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を遅らせる方向で検討していることが11月30日、分かりました。神戸製鋼所のデータ改ざん問題を受け、再稼働に向けた最終手続きとなる使用前検査を延長する可
原子力規制委員会は11月29日、火山噴火による原発などへの影響について、想定される堆積量をもとに推定した大気中の火山灰濃度に対し、24時間対応できるよう事業者に求める規則等を改定しました。 原子力規制庁
関西電力が大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させる動きを強めています。同県の西川一誠知事が再稼働に同意したことを受けたもので、来年1月以降、順次運転させるとしています。関電はすでに高浜原発3、4号機(同県高浜